【あらすじ】
ある夜、蒲田駅の操車場で一人の男の他殺死体が発見された。
被害者の身元は不明で、唯一の手がかりは被害者の東北訛りと「カメダ」という言葉のみ。
警視庁の捜査は難航を極め、一度は継続捜査となるが、
警視庁捜査第一課の今西刑事と蒲田署の吉村刑事は持ち前の粘り強さで、
遠回りをしながらも真実に近づいていくが・・・
【感想】
一気に6話見てしまった。
それにしても、田代正和は若いですな。
戦争で脳に損傷を受け、精神を煩ってしまった父親と食べていくために、
巡業して物乞いをして生きていく子ども時代を知っているものを
次々と自分の過去を知っている者達を消していく。
終戦間際のいろんな差別などがあった時代に、
過去を消していく音楽家の悲哀さがにじみ出ていました。
松本清張さんの作品は、微妙なやりとりが本当にうまい。
主人公の刑事は子どもを交通事故でなくし、奥さんに逃げられてしまうが、
家には、奥さんの妹が出入りしている。
妹は結婚したが、家庭がうまくいってなく、義理の兄宅に出入りしていて、兄に好意がある。
兄も困ってはいるが、内心は微妙だったりするシーンや、まあいろいろです。
非常にいい作品だし、昔の蒲田周辺の様子が映像でみられるのもいいですね。
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