職場のビルのトイレで、不思議な体験をした同僚の話し。

誰もいないトイレにすぅっと誰かが入ってきた足跡がした。

出て行く気配がなかったので、おやと思いトイレのドアを開けると、誰もいない。

そんな話しを聞いた。

そうそう、思い当たるということで、もうひとりの同僚がいった。

トイレと言えば、そういう体験をしたらかなりパニクるであろう。

そういえば、似たような体験で、私も怖い思いをした。

急に催したのでトイレに入って、用を足した。

さて、出ようと思ったら……

紙がないのだ。

この日は神に見放されたと思ったが、運良く隣のトイレが空いたようだ。

誰もいないトイレを不自然な足取りで誰にも見られずに移動することに成功した。

ようやく一息ついたら、私が逃げ出した危険ゾーンに人が入った。

「ふう」と安堵の声が聞こえ、しばらくすると、明らかに、カタカタと慌てた音が。

その後、沈黙…

そして、あきらめたかのように水が流れる音がして、隣のトイレから出て行った。

出て行くに出ていけず、心のなかでかなり良心の呵責を感じているオレだった。

ほんと、ごめん。隣のトイレの誰かさん(T_T)