10年前のこの日と今 | 悪性リンパ腫を患って

10年前のこの日と今

検査の日、やはりあまり寝れなかった

10年前の今日はインフルエンザの状態で、二人で籍を入れにいった

そして、10年経った今、病気の状態で迎えた

苦労をかけ、申し訳ない気持ちと、

最近は、自分のしたいことを我慢して、本当に一生懸命、頑張ってくれてる

正直、ここまでしてくれるとは思わなかった

本当は何かを贈りたかったが、何も出来ない今、
10年目のありがとうの気持ちを、手紙に書いた

息子への初めての手紙を書いた、この漢字は習ったんだろうか?

読めるかな?とか、思いながら、書いてると、涙が溢れた

今日来る、叔母、そしてバアさんにも手紙を書いて、一旦、引き出しにしまった
しばらくして、昼過ぎに、来るはずのバアさんが、10時前にやって来た

顔を合わせるなり、涙を流し、

おいらの手を握ってから、何も言わず、暫く握って泣いていた

しばらくすると、嫁、そして、叔母が、やって来た
10時半の開始予定だが、実際は12時前

検査室に行く前に、それぞれ、みんなに手紙を渡した
検査室では、今回実施するPET-CTの仕組み、手順、手順その他諸々についての話を聞いた

体に一年分の自然放射能に相当する放射物質を注射にて体内に入れ、

待機室というリラックス出来るような部屋で、

一時間安静に過ごし、そして、30分、全身撮影を行う

まぁ、今までやって来た検査ににてるけど、今の腰では、5分ともたない自信がある

ホットパック使用について、問い合わせたところ、使用しても良いとの返答
そして、実際に撮影する前に、新しいのと交換できるよう段取りしてくれるとのこと
すごくありがたい

待機室では、思ったよりも寒く、嫁が自分の分の毛布をくれたり、

腰が痛いときは摩ってたりしてくれ、見事な介護をしてくれた
介護を受けてる時間、ちょうど二人で婚姻届けを出した時間と同時刻だったのも
なんか、偶然のいたずらみたいなものに感じた

検査に入る前に、おしっこをしなければならないので、ようを足す

検査になり、撮影台に横になり、ホットパックの位置を確認する
バッチリだ☆

しかし、この後、誤算が生じる…

ベルトで体の幾つかを締め付けられた際、ホットパックの位置がずれてたのだ

この時は気付かず、15分後、地獄をみる

入れたときは予熱で、患部まで熱が届いていたが、それに気付いたときは、撮影の中間地点だった

どこまで、頑張れるか耐えてみた

とのくらいの時間が過ぎたのか分からない
でも、もう限界が来て、撮影には関係のない手で、手首から上で手を振った

が、出てくる画像に技師は夢中だったんだろう
すいませーんと、体が、ぶれないように訴えるも回線が今は活きてないらしく、

こちらに気付かず、時間が過ぎる

残り5分との技師からのアナウンスがあり、今だとばかり、「すいません」と、声をかける
今度は成功だ☆

痛みを訴えると患部の撮影は終わってるので、足とか動かしても良いとのこと
マジ、助かった~

12時に始まり、3時に終わった

検査が終わり、病室に帰ると、買い物に出かけるとのメッセージが

嫁は学校から息子が帰ってくるので、退散
見事な介護役だった

それから、二人が帰ってきて、ポータブルDVDを、慣れない土地で探し回ってくれていた

でも、あまりいいのが見付からなかったらしく、

相場を店の人に聞き、資金をプレゼントしてくれた

ちょうど発熱が始まり、しんどそうな姿を見るのが辛いらしく、それから間もなくして帰った

となりの窓際の人が退院した

いきなり、看護師が、窓際、空きましたけど、移動します?
と、聞いてきた
思わぬラッキーだ

もしかすると、入院の日、運よく窓際が当たったら良いな~とか、話してたのを、

例の看護師が聞いてて、それをおいら看護記録に、メモってくれてたのかな~
真相は謎だ

さぁ、移動しようとしたら、ほとんど配置が変わってる(汗
何かしないと気が済まないらしく、検査中に片付けてくれたつもりだろう

さぁ、どこになにが行ったか困ったし、空の紙の薬袋に、

薬がこの日は何時間もったとか、自分なりの体調メモを、

前の病院から記録してたのだが、ごみと思い捨てられたらしい(涙)

やっぱノート買っておこう
移動できたは良いが、色々と問題が…
むむう

検査は、明日結果を知らせてくれるらしい