昨日は丸一日ダウンしてまして、申し訳ありません。
一昨日帰ってきたときは涼しかったのが、昨日は又猛烈に暑いし
こりゃアカン!と、なんにもせずにひたすら猫たちと寝てしまいました。
今日は暑さが落ち着いて、ホッとしてるみきぽんです こんにちわ
にゃんずの寝姿に癒され
月曜日はまだ蕾だったカサブランカが、帰ってきてみたら咲いていました。
独特の強い香りが狭い庭一杯に漂っています。
さて、今回の台湾行きについて。。。。
書こうかどうしようかすごく悩みました。
その理由は、楽しい旅の予定ではなかったからです。
なので、当然のように今日の記事は明るいものではないので
読み飛ばしてくださって全然構いません。
今日初めてこのブログをご覧になった方、読者になってくださって間がない方のために
最初にご説明しますと
私みきぽんは、日本生まれの日本育ちですが両親は純粋な台湾人です。
両親はすでに他界しており、年に1~2回台湾にお墓参りと親戚に会いに帰っています。
台湾は第二次大戦終戦まで約80年間日本の統治下にあったので
高齢の台湾人は、日本語教育を受けているので日本人と全く同じように日本語ができます。
(終戦からの長い時間の間に日本語を忘れてしまっている人も多々いますが。。。)
台湾に帰ると必ず会っているのが、父方の従姉妹です。
彼女は私とは親子ほども年が離れていて、私が小さい頃に我が家に下宿して
国際基督教大学に留学していました。その頃からとても私をかわいがってくれて
卒業後、今のご主人のテツさん(台湾人:仮名です)と日本で結婚して
一人娘のジュンちゃん(仮名です)が生まれました。
ジュンちゃんが小学校に上がるのを機に、台湾に帰ったのですが
その後も親しくしていただいてました。
14日日曜日の朝、テツさんから衝撃的な電話を受けました。
「お姉さん(私はいつもいとこのことを『お姉さん』と呼んでいます)が大変な病気なんだ」
テツさんの沈痛な声に、とんでもないことになっている。。。と、背筋が凍りつきました。
ついこの間5月に会ってから2ヶ月も経っていないのに、なんで?どうして?
そういえば5月に台湾へ行くことをいとこに連絡したとき
「今ちょっと背中を痛めてて、お医者さんに通ってるの。みきぽんちゃんが来るときまでは
治ってると思うわ」と言っていたっけ。
台湾に着いた夜に、従姉妹ファミリーとホテルのレストランで夕食をとったとき
身長が165cm以上の彼女がとても小さくなったような気がしてたっけ。。。
翌日はジュンちゃんと3人でショッピングしたり、ランチをしたのに。
そのようなワケで、急遽15日朝の便で台湾に帰りました。
15日現地時間午前10時前に台湾について、ホテルに荷物を預けてすぐに
病院に向かいました。
テツさんの話によると、従姉妹の多発性骨髄腫は末期で
13日には『会わせたい人がいたら今のうちに・・・』という状態だったようです。
従姉妹は意識がはっきりしていて、私の手を何度も握り
「なんでこうなったのかわからないのよ。嵐にまきこまれたみたい・・・」と繰り返していました。
長い長い前フリになってゴメンナサイ。
多発性骨髄腫という病気は、一種の血液のガンで
発生率はおよそ10万人に1人だそうです。
なぜ末期になるまで発見できなかったのか。。。
今年の初め、お部屋のお掃除に来た人が窓を大きく開け放していたので
閉めようとして手を一杯に伸ばしたら、背中にヘンな痛みが走ったそうです。
まさかそれが、そんな大病のサインとは気づかず
『背中のスジを痛めちゃった』と思ったそうです。
そして、マッサージや整体などの治療を続けていました。
いとこはとても我慢強くて、今まで大きな病気をしたことがない人なので
なかなかよくならなくても『トシだから治りが遅いのね・・・』と受け止めていたのです
それでもテツさんやジュンちゃんの勧めで病院に行っても
筋肉や骨の状態を見るためのレントゲンだけで血液検査をしていませんでした。
しかし、どんどん痛みが悪化していったので
大きな病院で改めて血液も含め検査した結果、ガンが見つかったのです。
従姉妹は79歳という年齢の割には、体力があるし肉体的な年齢は
かなり若いので進行が早かったのだろうと思われます。
「過信しちゃったわ。。。みきぽんちゃん、体には充分気をつけなきゃダメよ!」
私の目を見つめ、何度も手を握り返しながら繰り返す彼女に
笑顔でうなずくのがやっとでした。
従姉妹は幸い16日には危機的状況は脱して、これから血液幹細胞治療になります。
16日の朝はとても調子が良さそうで、『また8月に来るから』と約束しました。
皆様ももし『アレ??』と思われることがあったら
すぐに診てもらってください。恐ろしい病気が隠れているかもしれないのですから
暗い記事になって申し訳ありません
ここまでお読み下さった皆様、本当にありがとうございます
大変プライベートな内容ですし、コメントもしづらいと思いますので
コメント欄はとじます。ごめんなさい
<おまけの1枚>
タイトル:ファ~~~~