1989ドンラス再特集 (88ボルティモア・オリオールズ④) | 助っ人先生のブログ

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今回でボルティモアもラスト。レギュラー獲りに名乗りを上げた選手が多すぎて楽しい4回目をお楽しみ頂けると幸いです。

 

*外野手陣

① ピート・スタニセック(弟) [二7/左59]

⑤ ジェフ・ストーン [左14/右1/指1]

① フレッド・リン [中60/右18/指2] (8/31移籍離脱)

(レッドソックス殿堂、大学殿堂)

② ケン・ゲァハート [左17/中49/右6/指3]

③ ブレイディ・アンダースン [中49] (新:7/29移籍加入)

① ジョー・オーサラック [左29/中9/右49]

③ キース・ヒューズ [右29]

⑦ ブッチ・デービス [右7/指1] (未収集)

⑧ ティト・ランドラム [右6] (トリオ左端:5/10自由契約)

 

外野陣中もっとも高名なのがリン。華々しい若手時代のあとは長く怪我に悩まされましたが、シーズンの3分の2程度で平均20ホーマーする打力と30代半ばになっても中堅の正位置を渡さない守備力はさすがスーパースター。残念ながらこの年を最後にパンチ力に陰りが出てきますが、記憶していいメジャーの名士でしょう。

 

*指名打者陣

② ラリー・シーツ [左37/右34/指48] (元横浜大洋)

④ ジム・ドワイヤー [指11] (8/29移籍離脱)

 

DHは①マレー、②シーツ、③トゥレイバーの順に先発数が多く、トゥレイバーの打撃成績次第では:

 

一塁:トゥレイバー

RF/LF:シーツ

DH:マレー

 

という(見た目も含め)超重量打線を使える機会も増えるはずでした。ところが期待された堅守のトゥレイバーが打撃不振のためマレーを一塁から完全に引きずり下ろすことに失敗。前年大活躍したシーツも低打率にあえぎ定位置なきレギュラーに止まりました。結果、球団やファンと冷戦状態にあった憤懣やる方ないマレーが全試合出場&チーム二冠王。誰にとっても居心地の悪いシーズンだったでしょうねぇ・・・。

 

*89新戦力

#10 スティーヴ・フィンリー [新人]

#12 マイク・デヴェロゥ

#16 フィル・ブラッドリー (元巨人)

 

オフに新加入し89Dのサブセットに入ったひとたちも紹介しました。89春季キャンプには模様替えが済んでいなかったことが覗えます。この旧ユニを着るフィンリーというのも乙な物ですね。

 

89シーズン中のフィンリー

 

こちらが模様替え後のフィンリー。どちらを着ても男前。