一日空きましたが、今日は創設初年度のティンバーウルブズを特集。NBAチームがミネソタに戻ってくるのは1960年度のミネアポリス・レイカーズ(LALの前身)以来。大学バスケでミネソタ大が70年代に健闘したバスケに馴染みのある土壌として、プロ球団の復帰は歓迎されました。ただ前年にはホーネッツとヒート、この年にはミネソタの他にオーランドが加入したため、拡張ドラフトで指名可能な人材の質の低下が懸念され、一からのチーム作りには困難が予想されました。
拡張ドラフト・ミネソタ1位指名:R・マホーン(全体2位)
また指名可能選手は既存のどの球団からも「保護」されていないことが条件だったため、前年の働きを前所属球団に評価されず保護されなかったことを不服とし新球団への入団を拒否する者(マホーン)や、入団後も不満を隠さずトレードを要求し離脱する者(S・ジョンスン)が出て新球団を悩ませたことも。その一方でプレータイムやNBAデビューを欲して入団/残留したハングリーな若手~中堅の健闘はファンを喜ばせました。このような背景もありシーズン開幕時および終了時と拡張ドラフト時の顔ぶれは結構異なります。では手持ちの銀枠を見ていきましょう。
#320 故マッセルマン監督(父)、#191 S・ロス、#192 セラーズ
#189 マーフィ、#186 コービン、#187 ロウ
#188 S・ミッチェル、#184 ブルゥワー、#419 ブルックス(90新戦)
未収集は#185 T・キャンベル と #190 J・「プー」・リチャードスン。「やっぱりな」と言えるタフな二人が残りました。既所有中、個人的にTTMが通用しなかったのはミッチェル。他のコレクターには成功例もあるらしいです。それでは他ブランドも含めましょう。
#19 トニー・キャンベル
#5 D・ウェスト、#24 リチャードスン、#33 ジョンスン
以上です。攻撃面のエース、キャンベルを安価で確保できたのはよかった。彼に関してはできる限りデビューしたデトロイトのサイン入りをと願い購入しました。92トップス・アーカイヴスや2016パニニ・プリスティージくらいしか全米流通のブロマイドはないかもしれません。
ロォヤルはミネソタでNBAデビュー
完全未収集は#1 A・ブランチ、#15 ロォヤル、#52 G・レナード。Royalはシャック在籍時のオーランドでは専らスーパーサブ。彼は他の二人と異なり90年にスカイボックスからカードが出ており、それのサイン入りが欲しくて保留したまま今に至ります。そろそろ欲しい。
87レイカーズ優勝メンバーのブランチ
89全米34位指名のレナード