今回で88テキサス特集も終り。外野陣は特に若手中心の構成となっています。
*外野陣
ピート・インカヴィーリア [左92/指21] (元千葉ロッテ)
スィスル・エスピィ [左43/中31/右5/指3]
モンティ・ファリース [88年6月ドラ1巡目6位指名]
オッディビー・マクドーウェル [中103]
ボブ・ブラゥワー [左16/中27/右1/指7]
ルーベン・スィエラ [右152/指1]
*指名打者勢
ラリー・パリッシュ [指67] (7/9FA離脱) {元ヤクルト/阪神]
未:スティーブ・ケンプ [左2/指6]
未:ラリー・スィー [指6]
ケヴィン・ライマー [新:指5] (元ダイエー)
以上です。インカヴィーリアとマクドーウェルが怪我で長期欠場し、前年32ホーマーのパリッシュがスランプから途中解雇されるなど、特に打撃面で大誤算があり、借金21の大きな原因になってしまいました。当然シーズン途中にパリッシュの代役が見つかるはずもなく、シーズン中彼以外に12人がDHで起用される混迷ぶりを露呈。そんな中、後年ダイエーでプレーするライマーが9月13日代打でプロデビュー、そして翌日には先発デビューを果たしています。
未収集ではスティーブ・ケンプとラリー・スィーが対照的で、ケンプは70年代末から80年代半ばにかけて活躍した名手(88年6月9日引退)。一方スィーはトリビアレベルの人で主にマイナーで活躍した選手です。そのため古いメジャー通でさえ「顔が想像つかない。名前も初めて聞いた」という反応をするでしょう。私も今回リサーチしていて初めて彼の存在を知りました(汗)。