自分がじわじわと進めている1988-89収集にも該当するパドレスの元投手コーチで当時同チームの中継ぎだったグレッグ・ブッカ―さんが悪性黒色腫との闘病の末先月30日に59歳でお亡くなりになりました。残念です。ご冥福を、、、
この写真では全くわかりませんが1m98cm、104キロの巨漢投手。二軍では先発に転向させようと何度も試みられましたが成功しませんでした。そういう意味では苦労人ですがセットアップマンとして一軍の常連でもありました。長身のせいもありコントロールに苦しんだ様です。最後はサンフランシスコ二軍の抑えとしてプレーし引退。
パドレス特集はまだ組んでいないので、あと二人当時の野手をご紹介します。当時のコーチ、サントス・アロマー氏の子供達です。
忘れられがちだが「兄」のサントス(aka.サンディ)
先にメジャーの話題を攫った「弟」、ロベルト
サンディ&ロベルト・アロマー兄弟。話題になったタイミングとデビューのせいでロベルトが兄のように勘違いしそうですが、サンディが兄。伝統的に最初の男の子に父親と同じファーストネームとミドルネームを付ける傾向があると考えれば憶えやすいかな。88年の一軍捕手勢には前年新人王のサンティアゴと二軍の先輩ペアレントがいたためサンディに出場機会はなかなか巡ってきませんでした。ようやくまとまった出場機会を得たのは二年後移籍先のクリーブランドで。攻守にまとまった活躍で新人王を獲得しました。
弟ロベルトは88年4月22日はたちでデビューすると二塁の正位置を渡さずあっという間にヤングパドレスの旗手のひとりに。同チームのおなじみだった便利屋のフラネリーの引退がロベルトの活躍で早まったとも言えるかも。写真ではちゃっちゃ書きと詳細書きの二種はっきり違いが見られて興味深いですね。