奈良の最終日。
法華寺です。
国宝の十一面観音菩薩立像が特別公開されていました。
光明皇后をモデルにしたと言われてまして、背中からビョンビョンと飛び出たような蓮が光背になってるのが特徴的な仏様です。が、なんか思ったよりも奥まったとこに居られるカンジで……はっきりとした全体像は拝めませんでした。
で。
法華寺と言えば。
有名なのはもちろん国宝のこの仏様なのですが、私個人的にはですね、
文殊菩薩![]()
これです。これを見たかったの。
日本橋で見たあと、も一度見たくて阿倍野にも行ったくらい好き![]()
なので文殊サマに再開すべく、早速お堂をウロウロします。
が、しかし。
観音サマの周辺にはいらっしゃらない様子。
ぐるっと見回しても(畳敷きのこじんまりした明るいカンジのお堂です)、何処に居られるのかパッと見わかりません。
……まさかまた出張中?
かと思いきや、居られました。
お堂の右隅、格子の嵌まった狭い空間の、更に空海像の奥にひっそりと。
格子の隙間から覗き込むと、薄暗い中にまるで隠れ住んでるようです。
眼を凝らさないと良く見えないけど、安定のイケメンさん。
ただ、やっぱり来歴とかわからないんですね。
お堂の中、ガイドの音声が繰り返し流れているのですが、堂内の仏像一体ずつ順番に説明
されていき、いよいよ次は文殊サマ。
……………。…………。
……………え⁉️ そこでまさかのスルーですか⁉︎
文殊サマに関しては、文字でも音声でも説明無し。
堂内で仏像の絵葉書とかGOODSとか売られてるのですが、当然(?)そこにもありません。思い切って係の方にも訊いてみましたが、私がずっと格子に張り付いてたのを見られていたらしく、苦笑されました。
また来るしかないですね(笑)
法華寺には他にも見所があります。
浴室(からふろ)。
光明皇后が薬草を煎じた蒸気で病人を癒したところです。
この人については、やっぱり「天上の虹」とか「女帝の手記」とかのイメージしか思い浮かばないんですが、こうして足跡を訪ねるとノブレスオブライジを実践なさった方なんだなと実感します。
あと国史跡の庭園等も特別公開されてたので、一応そちらも見学しました。
あくまでも一応、ですケド(笑)。

