使用ギター紹介 | nana0723のブログ

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ジークフリート・アイヒホーン 1979年作 650mm
 旧東ドイツ製。スプルース、ローズウッド。1980年代から知っていたギターだが、流通量が少なく当時100万円以上で高額なため買えなかった。しかし数年前に偶然ネットオークションで格安に落札できた。若い人だとこの名前のギターを知らない人が多いので、入札者は2〜3人だった。
 フレット交換やその他のメンテナンスをして使用している。
表面板がかなり薄く作られており、音色は、スペイン系の音色とは違い、落ち着いた音色で全体的にバランスがよく低音の伸びが素晴らしく、弾いていると、体にズンと響く感じがして品のある音色。マイク乗りもいい。穏やかな曲には向いている。
 張りも弱く弾きやすい。


ホセ・ラミレス4世 1-a エスペシアル 1993年作 650mm
 杉、ローズウッド。数年前にギター専門店で数台のラミレスを弾いたところ、別格の音だったので即購入した。
音のバランス、低音から高音までバランスよく鳴っている。
ラミレス3世ということで購入したが、その後1年後位に、よくラベルを見たらラミレス4世だった。どおりで、他のラミレスとは違った音と感じたわけだった。
 スペイン独特の音作りで、音量がありコンサート向きのギター。重量のあるギターでかなり重い。


西野春平 1970年作 650mm
 スプルース、ハカランダ 西野春平さん初期の頃の作品、ユパンキのヌニエスを師のソンコ・マージュがもらったため師から譲り受けたギター。ヌニエスをモデルに製作された西野さん渾身の作。どんな曲でも弾き手に応える、名器だと思う。使用ギターの中では一番使用したギター
 初期の頃の現代ギター誌の名器紹介コーナーに写真が載ったこともある。


西野洋平 1981年作650mm
 スプルース、ローズウッド 製作者は西野春平さんのお兄さん 製作本数は少ないが、とても丁寧な作りでかなりいい材料を使って製作されている。指板の厚さは通常の倍くらいある。小型だが重量もある。アルカンヘルのような響きでとても弾きやすい。これも数年前に偶然ネットオークションで見つけたもの。購入時に完璧にメンテナンスされており修理の必要はなかった。


野辺邦治 1969年作 667mm
 スプルース、ローズウッド 私が最初に手にしたギター 明るく伸びやかな音量のあるギター
667mmでもネックが薄いので弾きづらくはない。重量は軽い
ポピュラーな曲に向いている。