ハイサイ!こんにちわ!
シエスタ読谷広報担当です!


本日は、天皇杯沖縄県予選の第2回戦が沖縄国際大学で行われました。
本日も猛暑の中、地元読谷村での陸上大会で参加することができないメンバーがいながらも、シエスタ読谷は久しぶりに多くのメンバーがかけつけました!

 


そして、本日の対戦相手である。高校総体準優勝の具志川高校には、シエスタ読谷で活躍するほとんどの選手の特徴を認識している読谷高校時代の恩師が指揮に参加しているということもあり、非常にやりにくい印象を受けていました。


スターティングメンバー

GK 大城
DF 松田(塁) 松田(兼) 嶺井 与那覇
MF 浜元 長浜(浩) 波平 比嘉(巧) 御園
FW 棚原

控え・・・宮城(亮) 宮城(慎) 伊波 宮本 照屋 新垣 新城
指揮・・・當間



 


前半

人口芝の体感温度は50℃クラス!
そんな中、始まった試合でした。
序盤、予想どうりに相手は、近年の高校サッカースタイルである、DFラインからボールを回して無理をせずチャンスを伺うというスタンスでした!

シエスタ読谷は、そんな相手に対して、DFラインでボールを回させます。
そして、サイドバック等の少しでも高い位置に入った瞬間、連動的にプレスのスイッチをかけるという前線の守備を徹底して行います!

この日、フットサルリーグのモリマサに所属している長浜(浩)と浜元は前半だけのプレーと決まっていたので、二人を中心に相手に襲いかかります!
シンプルに前線の長浜(浩)へボールを集め、長浜(浩)がタメをつくったり、仕掛けたり、それにサイドの浜元が絡んだりという形で突破を何度も試みます!

その間、棚原は不気味に体力を温存している様子でした!

守備の面では、この日久方ぶりの試合参加であったDFの要である嶺井選手を中心に相手のロングボールに適切に対応し、それをカバーするように松田(兼)がバランスを整えるといった構造でした。

サイドバックの松田(塁)、そして与那覇についてもクサビをつけるのが遅れる場面がみられるも、きっちり要所のディフェンスを締めることで、相手の攻撃を凌ぎます!

この日は、相手の戦略もわかりやすく、中盤の波平からの的確なプレスの指示で連動した御園が相手のボールを奪い好機をつくるなど、シエスタ読谷としても対応のルールを決めていたということもあって非常に守備はやりやすかったという印象を皆が持っていたように思います。

しかし!攻撃は相手GKのファインセーブに合うなどし、決めきれず、前半を折り返します!


 


後半

長浜(浩)→宮城(亮)  浜元→宮城(慎)

後半に入ると主力の2人が無念の強制交代!しかし、きっちり前半で、長浜(浩)と浜元が攻撃で相手の疲労を加速させたことが直ぐに実を結ぶこととなります!

右サイドの浜元と変わって入った宮城(慎)がボールを受けると、立ち上がりに対応が遅れたDFラインの裏に通すスルーパスから棚原が抜け出すと、相手DFの粘りの守備をものともせず、GKの位置を確認し、トラップから冷静にシュートを沈め先制!

歓喜も束の間、すぐさま、豊富な運動量で波平が同様の流れから抜け出し、追加点

こうなると一気に押せ押せムードとなり、立て続けに攻め込み、棚原のゴール&棚原が恐ろしいミドルシュートを決めて相手を意気消沈させてしまうなどし、後半開始7分ほどで4得点!

  
 最近の練習試合、沖電戦でも大量得点を続ているメンバー(写真23日)


良く分析してみると、その間の攻撃の形は右サイド寄りで献身的に守備をする松田(塁)、宮城(亮)らがボールを奪取して始まっています。そして、やはり、相手のDFもミスが出始めるなど明らかに疲労していました。前半から長浜(浩)が良くサイドに流れて相手DF体力を削りに削っていたように見受けられます!

そこへ更に、後半から体力、キープ力の高い宮城(慎)が投入されたということも重なり、相手は非常にしんどい対応で、味方の戻りを待つしかないといった状況でした。

そうした展開の中、もはやシエスタ読谷の攻撃は止まらず、
その宮城(慎)がGKと1VS1のループシュートを外したことを帳消しとするように、冷静にGKを交わし追加点!そして棚原!そして今回は石垣から駆けつけた主力の比嘉(巧)の得点!

嶺井→伊波  御園→宮本

終盤に入ると、4得点と満足気な表情で棚原がDFに下がり無失点に貢献します!嶺井を交代し、伊波を投入すると、その伊波が圧倒的な空中戦の強さで高校生にとっては戦々恐々!しまいには、フリーキックで競り合いに来た伊波の威圧感から相手DFはGKに頭でボールを返す際に冷静さを欠き、オウンゴール

最近お腹の調子が悪そうなキャプテン宮城(亮)もこの日は、お腹の調子が良さそうで中盤での守備をしっかりとこなします。そしてサイドの宮本も積極的なプレーで相手DFを押し下げます!
終盤に一矢報いられそうな場面もありましたが、この日安定したキャッチング、フィールディングをこなしていたGK大城のファインセーブもあり、8-0無失点完勝という結果となりました。


 
最近お腹の調子が悪いキャプテンの宮城(亮)(写真)

糸満戦、そして本日の具志川戦と続き、思い切った采配指揮をとるなどした當間監督の手腕もあり、シエスタ読谷は次戦、琉球大学との準々決勝へと駒を進めております!
本日はかなりの猛暑、慣れない人口芝グランドでの試合でしたが、選手全員が持ち場をこなした結果だと思われます。


本日のMVP攻撃部門賞は、わずか10分ほどで4得点を挙げた棚原選手です!前半は体力を温存するように不気味な雰囲気でプレーしていたのは、やはりこの4得点のためだったのか!?天皇杯予選2試合で6得点!得点王でしょうw

そしてMVP守備部門賞は、スパイクを忘れてアップシューズで試合を乗り切った嶺井選手!・・・っと言いたいところですが、やはりこのところ、更に冷静さと熱さを備えてきた松田(兼)、本日も後半戦でもしっかり相手のクサビのボールに対してアプローチやインターセプトで対応が光りました!

そして本日の敢闘賞は、モリマサ組長浜(浩)選手、浜元選手の2人です!フットサルリーグの試合も重なっていたので、前半で交代を余儀なくされましたが、ご多忙な予定の中試合に駆けつけてくれました!w


 
本日モリマサの試合では2得点と活躍し、副審センスも光る浜元(写真)
 
徐々にポストプレーなども完熟方向となり、圧倒的な存在感を示す伊波(写真中央)


準々決勝の琉球大学戦で勝利すると、カテゴリーが2つ格上のFC琉球との対戦です
その下克上へ向け、選手一同次戦も頑張っていく所存でございます!

本日もシエスタ読谷の選手、サポーターの皆さん、具志川高校の選手の皆さん、運営をしていただいた関係者の皆様、大変お疲れ様でした。

でわでわ。