シヌログでセブ滞在中のことです。
金曜日の夜でしたが、SMシーサイドモールに夕ごはん食べに出掛けて、ホテルに帰るためタクシー乗り場でタクシーを待っていた時のこと。
SMシーサイドモールは辺鄙な場所にあるので、タクシーがなかなか来ませんでした。
しかし待ってる人は数十人が列をなしていました。
これではいつになったらタクシーに乗れるのか、ホテルは目と鼻の先だけど、この時間に歩いてる人は人っ子一人なく、歩いて帰るのは危険です。
見てるとグラブと思われるタクシーが入って来てはお客を乗せずに出て行くのです。
あの車を捕まえばいいんじゃない!
そう思い私は暴挙に出ました。
ちょうど止まって交通整理のおばさんと話してたタクシーに近づき、ネゴシェイトすることにしたのです。
「NuStarまでなんだけど、近いしお願い出来ない? 倍払うから」と言いました。
整理のおばさんはグラブだから・・・と言葉を濁していましたが、運転手さんはニコニコ。
とどめの一手。 I pay double!
そしたら500ペソと言ったので、OK〜
交渉成立! 楽々ホテルに帰れました。
基本のグラブ料金は200ペソくらいですが、チップに100ペソ追加して払ったら、運転手さん、満面の笑顔になりました。 (100ペソは260円くらい)
こういうの卑怯と言いますか?
いえいえフィリピンでは正義なんですよ。
男性はこういうのが嫌いな人が多いと思います。
少しばかりのお金に意地になって、
「舐められてる」とか言う人がいますが、女性は割りと細かい金額にこだわりませんね。
数百円〜千円くらいのことで意地張るより、穏便に運び自分にとって快適な方がいいと考えます。
win-winでしょ?
余談ですが、
日本人はチップの習慣がないので忘れることが多いです。
特にホテルにチェックイン前は小銭を用意しておくことが必要と思われます。
私はボラカイ島でポーターにチップを催促されて恥ずかしかったことがありました。
他の国の人たちはちゃんと渡していました。
以後、必要ないかなと思う場面でも渡すようにして習慣付けるようにしています。
やっぱり喜ばれますよ。
Queenとダンスチーム