最近、良く目にする「貧困」という言葉
また老後破産なんて言葉も・・・
幸いにして(今のところ)私には無縁だとは思っていますが。
戦後の日本は目覚ましい発展を遂げ
「一億総中流社会」という意識が、長い間日本の常識だった。
自分を中流と意識する人は1958年に7割を超え
60年代半ばには80%、1970年には90%を超えた。
しかしバブル崩壊後、雇用制度が欧米化するに従い
能力・成果主義が普及し終身雇用が崩壊することになった。
非正規雇用も増大し貧富の差が顕著となってきた。
豊かさを知り尽くした人々は「分相応」よりも「人並」に固執し
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若者は豊かさと職を求めて、都会に集中し
地方は高年齢化とともに過疎化が進む
なんだか世知辛い世の中ですね。
情報化が進む今の社会、都会に集中せずとも仕事は
できるはず、何とか地方の活性化を進めてほしいものです。
また貧富の差をなくす施策を推進してほしいものです。
先日、九大箱崎キャンパスで放火・自殺事件が発生した。
九大の法学部を経て大学院へ進学し、博士課程で卒論を提出せず退学となったものが、研究室を長期占有し続け、移転に伴う明け渡し要求をうけ、焼身自殺という結末に至りました。
まじめで卒論を書く能力も申し分ない方だったらしいですが、どこでどう間違ってしまったのでしょうか?
ドイツ語が堪能で専門書の翻訳などの仕事もしていたこともあったそうです。
二か所の非常勤講師を兼任し宅配便や夜間の肉体労働のアルバイトも行っていたという。
研究職として大学に残り、常勤の講師を目指していたのかもしれませんが、結果として非常勤講師は雇止めとなり、住居も失ってしまったのでしょう。
働く気さえあれば、安定して生活できる職がある世の中にして欲しいものです。
私の甥っ子も期間限定の研究職を経て、正式採用後、准教となり熊本大学の准教授となりましたが、限られた採用数の中、幸運だったのかもしれません。