10月31日
代表が電車で帰ってきたので、娘とひまわりと一緒に
駅まで迎えに行きました。
食欲がなく、何なら口に入れられるか、あれこれ試しました。
魚肉ソーセージを細かく砕いたものや、チーズや、バターや、
生クリーム、ゼリー、ヨーグルト、コンビーフ、魚・・・
代表が手を差し出したら、あご乗せてました。
娘の部屋を、自分の部屋だと思っている「ひまわり」が、一番落ち着くのがここ
家の中では少し歩き回るものの、散歩する体力はなかった。
2日の朝、呼吸する時少し変な音がするようになった。
遅番で仕事の娘を送ってくる間、代表にひまわりをみていてもらった。
帰ってきて、呼吸が辛そうなひまわりをいっぱい撫でた。
眠くても、呼吸が苦しくて横になれずにいた。
朝方、代表に起こされて、ひまわりを見ると、横たわっていた。
代表と私で、最後の呼吸を見届けた。
11月3日午前5時40分。
ひまわり・・・最後の最後までいい子だった。
娘は、まだ仕事中。
帰ってくる前に知らせるべきかどうか悩んだけど・・・
やっと連絡とれたのが、7時半すぎ。
泣きじゃくるであろう娘を一人にする訳にはいかないので、
あゆみ学園祭は代表だけで行ってもらいました。
ひまわり、約12年、うちの子になって、沢山の笑いと癒しをくれた。
ありがとう。ゆっくり寝てください。おやすみ、ひまわり。
思い出
口に縛られたような傷跡があった。
飼い手が見つからなければ保健所行きと聞いて
うちに連れてきた。
獣医さんに見てもらったら生後半年くらいだろうと言われた。
名前を決めるのに、思いついたものをリストにして
順番に言ってみたら「ひまわり」に反応した。
翌日、散歩中に「ひまわり」と呼んだら、おすわりをした。
あれ?もしかしたら、それで反応したの?
「ひまわり」と呼ぶたび「おすわり」するから、
いつしか「ぴもんぱり」⇒「ぴもぴも」⇒「もぴ」って
呼び名が変わっていった。あかねは「もぺさん」って呼ぶ。
でも、よその人に名前の由来を説明するのも面倒で
他人の前では「ひまわり」って呼んだ。
テレビ見ていて「かわいい」って言うと、自分が呼ばれていると
思っていたモピ。
撫でられるのと、可愛いって言われるのが大好きなモピ。
あかねが小学生の時は、自分より下にみていたらしく
私には従順なモピも、あかねには唸ってた。
年月を重ね、段々とあかねに懐いていく様子が面白かった。
今年になって、あかねと二人きりの時間ばかりで
さすがに、あかねに甘えるようになった。
漠然と、あかねが子供産むまで生きていると思ってた。
思っていたよりずいぶん早かったけど、
一緒の時間をちゃんともてたのが良かった。
これからあかねが帰ってくる。
あかねともぴの関係が、すごくいいものだったから・・・
あかねが心配だな。
もぺさんが、ちゃんと安らかに眠れるように
あかねを見守っていきますから、安心して眠って下さい。
おやすみ。ひまわり。