震災被害にあわれた皆様には謹んでお見舞いを申し上げ、震災で亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
児童養護施設支援の会  のスタッフをやっております照屋です。
数多くの皆さんもおっしゃっている様に
“自分には何が出来るか・・・”
ずっと考えてます。
14日の月曜、会の代表が言い出しました。
『何か届けたい』
報道でも、ボランティアはまだ受け付けていないので自粛するよう呼びかけていたのもあり、
現地に民間で物資を届けるのは不可能ではないかと反対をしました。
ですが、代表もいろいろな方の意見を聞いた上での判断で、宮城に向かうことになりました。

会の名前にもあるように、当会は“児童養護施設”を支援する目的で発足いたしました。
広範囲に渡り、被災されている方々のどこに何を届けたらいいのかも分からないので、
ライフラインが寸断され安否確認ができていなかった気仙沼の旭ヶ丘学園を目指して
15日に行くことにしました。
30Aの発電機、食糧、飲み物、日用品など、車に詰め込み
現地でガソリンの補給をする訳にもいかないので、行きに燃料の確保をしました。
詳細はHP 児童養護施設支援の会  をご覧ください。

16日に着きました。
結果、行って良かったと思っています。
行動がもう1日遅かったら、おそらく不可能でした。
代表の高橋さん、決断の早さや、行動力に感服いたします。
避難所にいる被災者の方々も大変な思いをしておられると思います。
ただ、個人で自宅に居るかたや、避難所ではない施設にいる人達は
それぞれ食糧など確保しにいかなくてはなりません。
ですが、確保しに行くガソリンがありません。

気仙沼から埼玉まで、ガソリン30リットルくらいで帰ってきました。
渋滞の時間は無理に走らず、車を停めエンジンを止め、毛布に包まり
道が空くまで待ちました。
燃費の良い走りをこころがければ、こんなに走るものなんだと実感しました。
埼玉に戻ると、急発進など燃費の悪い走りや、ガソリン補給のため並んでいる車はエンジンを
かけっぱなしだったり、計画停電で不自由だからと電池の買いあさりだったり・・・
ライフラインが寸断され、真っ暗闇の被災地の夜を目撃してきた今は、
使える時間が分かっている私は不自由だなんて思えないな・・・と思いました。

復旧のため、一生懸命動いている人達や被災者の方々のため、自分に何ができるか考えています。
支援物資をさばききれず、届く所には山積みになった物資。
運ぶガソリンがないから回らない。
停電地域では情報が入らないし、発信できない。
福島の原子力発電所のそばにはなるべく行きたくないと思ってしまう自分は、
自衛隊の方や、給水作業で現場に行かれてる関係者の方々に
ただただ すごい の言葉しか出てきませんm(_ _)m
被災地にいる方々
どうか、皆さん ご無事で・・・