今日で東日本大震災から8年が経ちます。


8年という月日はどんな変化をもたらしたのでしょう。


被災地は整備が整い、
街はどんどん姿を変えていきました。


でも、故郷が復興していくスピードと、心が再生していくスピードは、決して同じではなくて、


様々な想いを抱えてこの8年を過ごされてきた方を想うと、未だに全てが解決されたわけではない、難しい問題がそこにあることに気付かされます。


私の故郷の福島は、原発の問題があります。様々な事情で故郷に帰りたくても帰れない方が大勢いらっしゃいます。


すぐに答えの出ない問題ばかりで、その度にもやもやとした気分になるけれど、ちゃんと、そのもやもやを感じる、3月11日という日でありたいと思います。


今日は福島県楢葉町(ならはまち)に行かせて頂きました。


楢葉町は、福島第1原発から20キロ圏内にあり、原発事故により全ての住民が避難しました。そして2015年に避難指示か解除され、今では住民の約半分の方が町に戻ってきています。


明るいお母さんたち、たくましいお父さんたち、かわいいお子さんたち、みなさんにお会い出来て嬉しかったです。


「ならは CANvas」という町の交流施設では、ちょっと変わったユーモア溢れる「かかし」ちゃんたちに出会いました。


人の気配がなかったはじめの頃、町の女性グループ「なにかし隊」のみなさんで手作りしたそうです。


なんてチャーミングな「かかし」なんでしょう!


思わず声をかけてしまいそうです。


そして、
お昼は豚壱さんの豚丼を頂きました。

ボリューム満点!味満点!


そして、な、な、なんと
「なにかし隊」の青木さんが染めたという、藍染のストールをお土産に頂いてしまいました!


かかしを作ったり、藍染をしたり、
なんて器用なんでしょう!!


ありがとうございます!!


みなさんと今日、地震発生時刻の14:46という時間を共に過ごせたことは決して忘れません。


いつもなんにもできなくて不甲斐ない私なんですが、たくさんの笑顔に出会えるよう、日々頑張っていきますね。


また遊びにいきます。