私には弟が一人いまして、


3年前くらいまでは隣駅に住んでおりましたので、


弟的には、初めての東京暮らしを安心して過ごせていたと思います。


私といたしましてもに


姉として、


常に弟を元気付けながら、


お金を借りることを決して忘れませんでした。


その弟のヨーゼフが、
(※コードネーム)


近々、仕事の都合で上海に行くことになりまして、


姉としましては、色々心配なのです。


例えば、


いざという時にお金を借りに行けない。とか、お金を借りに行けない。とか、お金を借りに行けないとか…


挙げればキリがありません。


しかも、5年も上海にいるそうです。


5年と言ったら、


1年の5倍です。


数式にすると1×5=5です。


おっと、いけない…


勉強ができるところをひけらかしてしまいましたね。


そんな長いこと上海にいたら、


上海ガニが、懐いてしまうのではないかと今から心配です。


思えばヨーゼフはカニが好きでした。


しかし、


上海の転勤が決まったということは、ヨーゼフは姉の知らぬ間に中国語を習得していたのでしょう。


「やりよるな。白鳥家として誇らしいぞ。」


と、お金を借りてる身にもかかわらず、上から言ったら、


「しゃべれません。」


と、曇りなき眼で言われました。


白鳥家の人間らしい発言です。


白鳥家は基本的に無計画に事を進め、どうにかなる!と、根拠のない自信で生きています。


このままでは、私と弟の代で血は途絶えるんではないかと、母方の祖母に言われています。


そんなこんなで、


ヨーゼフが遠くに行ってしまうので、私はヨーゼフに言いました。


とにかく健康にだけは気をつけなさい。


そして、


中国で売ってるキティーちゃんのまがい物とかを見つけたらすぐに買って、姉に送りなさい。


と。


今生の別れくらいの気持ちで、送り出したら、


転勤は10月でした。


あと3カ月は、いざという時にお金を借りに行けそうですね。



Android携帯からの投稿