忘れていましたが、


昨日は雛祭りでしたね。


子供の頃は、母さんがせっせと雛人形を出してくれたものでした。


ウチには七段飾りの雛人形がありましたが、


狭い茶の間を占領するので、ありがた迷惑感は拭えませんでしたが、


久美子の幸せを願って、大金をはたいてくれたかと思うと、子供ながら、身の引き締まる思いがしました。


雛段に飾られた、ちっちゃいタンスやお膳などが、シルマニア(シルバニア・マニア)の心をくすぐりました。


シルバニアでは見られない和物で、いじりたくていじりたくて仕方ありませんでしたが、


母さんが『メッ!!』と怒るので、憧れの生徒会長のように、遠巻きでしか見ることが許されませんでした。


よく、お雛様をしまうのが遅れると、婚期が遅れる。などといいますが、


私の母さんはきちんと、


遅れていました。


せっかく飾ったのにもったいない!と、


ケニアのワンガリ・マータイさんの影響を、いち早く受けていたようです。


雛祭り。


いまいち、盛上がり方のわからない行事の一つですね。


ただ、雛ちゃんって名前の女の子がいて、可愛いなと思っていました。


白鳥雛。


完全に鳥ですね。