私、
家をもらいました。
すごいです…
銀座のNo.1ホステスみたいです。
そうです。
シルバニアファミリー
『きらめくふん水の大きなお家』です。
ファンの方が下さったのです。
驚きを越えて轟きました。
ありがとうございます!!
ということで、
このお家は、
虹色に輝く噴水がついているので、
眠れる森の三人の妖精が、魔法で作ったということにしました。
シラバニア(白鳥のシルバニア)には、頂いた赤ちゃんがいっぱいいまして、
お家がパンパンになっていたので、
うちのクマ母さんが困窮しておりました。
でも助けてくれる人はいるのですね。
ずっとその様子を見ていた、心優しき妖精さんが、
未来の担い手である子供たちが、すくすく伸びやかに育ちますように。との願いを込め、
そして、クマ母さんのお役にたちますように。との善意から、家を作ってくれたことにしました。
いいじゃない。
また、家具を選ぶ楽しみが増えてきたじゃない!
と、記念写真をパシャパシャ撮りました。
ただ、いくら近所とはいえチビッコだけで一軒家にいるのは危ないので、
モグラのお母さんに一緒に住んでもらえないかお願いしました。
モグラのお母さんは、ずっと持っていたんですが、クマ母さんもいたので、あまり出番がなかったのです。
クマ母さんの所に、たまにお茶飲みにくるくらいだったのです。
しかも、ワゴンセールで買った、ギフトパックの中に入っていた売れ残りの一つなので、旦那さんも子供もいないのです。
エポック社さん側は、モグラのお母さんとして売り出しているものの、シラバニアの中では、未婚。オールドミスの設定なのです。
でも、クマ母さんのお友達だったこともあり、話しはスムーズに運びました。
モグラのお母さんは言いました。
『アタシはオールドミスだけどね、お裁縫やお料理なんかは、この村の誰より自信があるんですよ。収穫祭で焼いたパイなんかは、1位を取りましたしね。もちろん躾だって問題ありません。アタシが学校の先生やってたこと、まさかお忘れじゃないでしょうね?…よござんす。引き受けましょう。元々子供は好きですからね。まぁ…いっぺんに6人も育てあげるなんて、いかにもアタシに降り懸かりそうな災難じゃありませんか。…えぇ…えぇ。分かってますよ。あなたと協力して面倒をみることぐらい。アタシは嬉しいんですよ。この年で子供を持てるなんてね。それにしても見てご覧なさいな。この、くるみリスの赤ん坊、今、私に向かって笑いかけましたよ。まぁ…なんて声で笑うんでしょ。うふふ…おほほ…』
減らず口をたたきながらも、
こころよく引き受けてくれたモグラのお母さん、名付けてマリラなのでした。
※『赤毛のアン』で孤児のアンを育てたマリラから命名。