白鳥久美子オフィシャルブログ Powered by Ameba-090525_2309~01.JPG
こんばんは。

そういえば、先日、川村さんとホームで電車を待っていました。

すると後ろに並んだ女性二人がキャピキャピとガールズトークを始めました。


『なんつーか、もう、しょっぱなから一目惚れだったのね~!』


うん。うん。うん。

いいね。

好きよ。そういうの。

グータンヌーボーみたいなやつでしょ?

いいな~

などと羨望の眼差しを背中で送りつつ、

私達、

ライブ前だったので、電車待ちながら小声でネタ合わせしてました。

深い沼みたいな顔だとか、顔がお菓子のばかうけだとか、言う練習をしてたんです。

時々、

アハハハハ!

なんっつて。


で、ネタも一段落し、

ふぅう…

頑張らないとね。

なんて一息ついて、

そうね。

なんて、少しまた落ち込んで、

それにしても私達、

後ろの女性に比べてなんてみすぼらしい格好をしてるのかしら?

なんて思って、

『つーか、すごい服着てるな…』

と、反省した瞬間…


後ろの女子が、突然、

『ちょっと、なに私達のこと笑ってるの!!』


と、小突いてきたのです。


へっ???????


ぽっかぁーん……


いやいやいや!!

誤解です!!


『はぁ?さっきから、私達のこと、笑ってたたじゃない!!』


いいえ!

笑っていたのは白鳥と川村が、お互いにお互いの容姿よりはマシだ。と、笑っていたので…

なんで、そんなことするかと言いますと私達芸人で…

なんて説明しても、

『ならいいですけど!ごめんなさいねぇぇ~』

と、全く聞き入れない態度。謝ってるけど、全然納得してない模様。


な、なんでなの!?



私達が…

戦っても確実に負ける相手に、いや、戦う以前に、土俵にも上がらせてもらえない私達が、

あなたたちに、喧嘩ふっかけるわけないじゃない!!


でも、後ろの女性は続けます。


『私、決定的な証拠、見ましたから~』


『な、なんですか…?』


『アンタ(川村)、しゃがんで笑ってたでしょぅうがぁあ!!!』


川村さん


靴ひも結んでただけだし!!!


相変わらず、不幸だな!

この人!!


これにはカチンときたのか、川村さん、

『ご、ごめんなさいって、い、言ってるけど…そ、それ謝ってないですよねぇえ!!』


と、声を震わせて、抵抗。

『はい。謝る気ないですけど~』

なんて、更に、火に油を注ぐ結果に…

もう…

にっちもさっちもいかないので、


誤解は解けてないけど、謝って、


ふと、その女性を見て、


ハッ!!!!


と、しました。


その女性、

すっごい、セクシーな、胸元がガバリンコあいたワンピースを着ていたのですが、


胸がなかったの……


そう…


性別的には男性の方だったの…


それで合点がいきました。


『つーか、すごい服着てるな…』

って、自分に言われたと思ったのです。

そして、

私達はこんなでも女子。

彼女たちはあんなにキレイなのに男子。


性別が女子というだけで、彼女達にしたら、私達は優位な存在に見えたのかもしれないのです。


だから、私と川村さんがバカにして笑ってると思ったに違いないと…


白鳥、自分はそんなことしない。と、油断していたけど、知らずに傷付けていることも沢山あるのだと思いました。


私は、特にそういう所があるので、気をつけて生きていかないといけないと思いました。


でも、


川村さんが怒られてるのはちょっと面白かったから、

結果、

良かったです。