春先、恐る恐る通信制高校に入学してから1年。
先日、無事に試験も合格して進級できることになりました。
とはいえ、来年と再来年はまた勉強も難しくなります。
出来れば無事に4年間、少し留年しても全然いいので、高校を卒業出来たらいいなと思っています。

もし普通科の全日制高校が諸事情で難しくて、高校進学を希望される方がいたら、通信制高校の紹介を簡単に書き残しておきたいと思います。
(娘の通う公立の通信制高校の例ですので、もしかしたら地域によっては違うかもしれないので、あくまで一例として)

まず、入学試験は面接と作文がありました。(ここで落ちる人は試験に来なかった人くらいと話では聞きました)
作文は「高校生になったら何がしたいか」や「中学生時代の思い出」などを書くようです。
(娘は作文が苦手なので、『私が高校生になったらやりたいことは〇個あります。1つ目は〇〇で、〜。2つ目は〇〇で、〜』という形で文章を伸ばして書くことにしました。作文が苦手な方は試してみると気が楽になるかもしれないです)
内容は特に難しいものである必要はないそうです。
面接の方は、真面目に受け答え出来れば大丈夫だそうです。
手がどうとか足の動かし方がどうとか難しい作法がたくさん中学校から指導されると思いますが、多少バタついたり間違えてもそれで落とすことはないと伺いました。
娘も耳が良くないので質問に少しずれた事を答えたようですが大丈夫でした。
(中学校から病気である事を書くことができる自己申告書?を勧められましたが、中学校では干渉することができない書類なのだそうで、書き方も見本もなく、正直お手上げ状態で結局書きませんでした)

それから、入学式にお金が総額四万円ほどかかりました。高校の費用としてはかなりお安いのではないかと思います。
ただ、健康診断を病院に個人的に行って書いてもらうことになるので、3千円〜5千円くらい別にかかるかと思います。項目は色々あるのですが、できる範囲でよいそうなので、うちでは近くの内科に問い合わせて、身長・体重・視力・聴力・健康状態を書いてもらっています。


それが済むと高校生活が始まります。
娘の学校では授業の日を面接といい日曜日、月に2、3日通います。
(ここに来れない人のために他の曜日にも
補充の面接をやっているそうです)
面接は決まった日程が2パターンあり、それを9セットこなします。
つまり、面接だけだと18回で全部です。
(18回全部に出なくてはいけない訳でなく、各教科に参加必要数が決められていて、それを満たすことが単位取得の条件の1つになります)
それに前期と後期のテストが2日ずつあります。

あとはそれに自由参加となる体育祭や文化祭などもあります。(自由参加ではありますが行事も単位があり、どれかを3個ほどやっておかないと進級できません)
それにロングタイムとよばれる学級活動も単位が定められていて、全体の半分強は参加しないといけません。でも、これはイメージとしては帰りの会のようなものなので30分ほど文化祭などの話し合いや飾りつけなどをするだけなので難しくはないと思います。
(面接、試験、行事3個で、実際通う必要があるのは22日くらいですかね。再試など勉強に滞りがあったり、行事をエンジョイするともっとあります)

そして、自宅学習としてレポートとよばれるプリントの束が渡されます。
これも単位取得の条件の1つです。各教科ごとに枚数は違いますが、どうも4年で卒業を目指す場合は1年間で60枚ほど出す必要がありそうです。
そして所定の封筒に、レポートと自分で記入して15円分切手を貼った返信用封筒を入れて学校の指定されたポストに入れると、学校から送り返されてきます。(15円かかりますが所定の封筒で学校へ郵送もできます)
これは締め切りがはっきりしていて、締め切りを過ぎてしまうと、来年へ教科持ち越しか、留年となるようですね。

全てなんとかこなした感覚としては、勉強内容は中学校+αくらいの内容のようです。体育の授業も楽しく運動するくらいの事で大丈夫ですし、理由があればプリントの記入で見学とみなされますので、体調的に普通科が難しい方も安心かなと思います。
テストについては、おそらく高校生としてはかなり難易度の低いものだと思いました。それも先生方がプリントなどで詳しく勉強内容を指導してくれるので助かりました。
再試も手厚くやってくれるそうです。
行事も和気あいあいとした感じで、熱血的で押し付けがましい雰囲気ではなくてうちの娘には良かったです。
発達障害などの病気に対する理解については、さすがに専門の高校ではないので先回りしてのフォローは無理です。
でも、優しい先生達が随分、気を使ってくださって本当に助かりましたし、先に担任の先生に病院での診断内容や娘の状態を伝える事で、他の先生も必要外にプレッシャーをかけては来なかったので、思っていたより学校全体で助けていただいたのだろうと思いました。
どこの学校でも娘ほど助けてもらえるのかはわかりませんが、診断書と自分が苦手な事を担任の先生に相談することは有意義ではないかと思います。(娘の場合、聴力と文章を書く力が弱いので、面接中に当てられても答えられないかもしれないこと、文章を書く時は時間的猶予が欲しいことなどを考慮していただけたように思います)
とにかく、知的ボーダーなどで勉強が難しい場合はこのレポートが中々大変です。うちは親子で勉強していますが、勉強面で頼れる人がいない時は早め早めに先生の力を借りることが大事だと思いました。
あ、ちなみに公立ですが制服ではなく私服です。
よほど露出してなければ服も髪も指導されることはないようです。

・他人に迷惑をかけない(面接中騒いだり、暴力を振るうとかの事です。助け合いや失敗くらいの事は大丈夫です)
・必要な面接数出席する
・レポートを出す
・必要な数、行事に出る
・必要な数、ロングタイムに出席する
・テストに合格する(年、2回)

以上の事が出来れば大丈夫なようです。

もちろん、発達障害などに理解のある私立の学校の方が環境はいいとは思いますが、選択肢の1つとしてはありなのではないかと思います。