貴方がむなしいって思う時ある?


アタシは


むなしく思うこと


いっぱいだよ


親と口論しても


親に反抗しても


むなしいの


まったく意味をもたないの


ずるいよね


上から言うくせ


優しいんだもん


嫌だね


ホント


親って


いくつも仮面があるから


仮面に


反抗しても


口論しても


むなしいんだ...

人はけして


明るい場面ばかりではない


人は常に


明るくしていることを望むが


所詮そんなモノは


弱い自分を隠すための


シールドですらない


勘の鋭い者ならば


そんなの


直ぐに見抜く


どれだけ鉄壁にしようと


それは指で押せば


音を立て


脆く


崩れていく...


ほら


もう君の前には


ナニモナイ


丸腰の君が


僕の前に


唖然として


立っている


こんにちは


どうしたの?


鉄壁のシールドを


壊されて


そんなに


怖いの?


馬鹿だね


今僕が


壊したシールドなんてのは


もう君には


必要ないから


壊したんだよ?


君は別に


自分で壁を


作る必要なんて


ないのだから


僕一人ぶんあれば


十分でしょ?


ほら、


そんなに警戒しないでよ


ゆっくりゆっくり


側においで?


僕は


逃げないから



やぁ、


また貴方ですか?


この中に来てから


貴方にしか会ってない


前の僕は


もっとたくさんのヒトに会ってた気がする


でも何日か前に


貴方にお金を出されて


住み慣れたアノ場所から


この虫籠に入れられた


此処は僕のいた世界とは違う


狭くて


時間によって日当たりが違う


食べ物は


毎日甘い果物をくれるけど


なんか違う


自然じゃない


なんていうの・・・?


ボクハニンゲンニ


イカサレテイル・・・。


僕の力じゃなくて


人間に・・・


あれ?


どうやら・・・


明日


僕は解放されるみたい


良かった・・・


やっと出て行ける


バイバイ


可愛がってくれてありがとう・・・