吹き抜けていく風

その度に

頬をなぞる



冷たい風が

身体を冷やし

一人の

心を

更に冷やす

流す涙が

何時もより冷たく感じて

吹き抜ける風が

その冷たい涙を

連れ去ってくれると

信じてた

でも溢れる涙を

吹き抜ける風は

連れ去ってくれなかった

更に冷やして

心の温かさを

奪っていった

悲しいくらいに

風は

冷たかった・・・・