【全篇】『公衆作法 東京見物』1926年
「フィルムは記録する」より
『公衆作法 東京見物』(コウシュウサホウ トウキョウケンブツ、1926年)
文部省 56分,白黒,サイレント
海外に渡航する息子の見送りに故郷から出てきた父娘が
東京見物をするという設定を通して、
公共マナーへの理解を促すことを目的に製作された作品。
震災から復興した東京の各所がスケッチされ、
上野・帝国図書館のくだりでは、公衆作法講演会に参加する
という作品の舞台裏まで登場する。
車上に載せたキャメラによる移動撮影や多重露光など実験的な試みも注目される。
1926年は