この土日でひと夏分の汗をかいたと思うので、何度も言うようですがそろそろ夏は終了してくれて
さしつかえないですしづくですみなさまお元気ですか?
夏バテや夏風邪、大丈夫ですか?

土曜日は朝9時から河川敷で撮影、からの、岩盤浴、からの、夜22時までダンス稽古。
日曜日はみたらい渓谷ハイキング、洞川温泉ツアーに、行ってまいりました!!
土日遊びすぎて、月曜すでに疲労困憊です(自業自得笑)
先週から左まぶたのピクピクが治りません。
が、楽しいことばっかりだったので気持ちはめっちゃ元気です!


で、その日曜日のハイキング。
もともとは、ポエトハウスの館長チューさんと阿部野橋を通りがかったときに
『青の交響曲(シンフォニー)』という素敵な電車を見かけたことがきっかけ。
「おしゃれな電車!」
「あれ乗りたいね!」
という夢を、しばらく温めていたのです。
洋画の舞台になりそうなその濃紺の電車は、吉野方面行きであることがわかりました。
吉野に行って何をする、ということよりもまず交通手段がお目当ての旅。笑
今回われわれは、みたらい渓谷~洞川温泉ルートを選択いたしまして。
(…と言っても、モデルコースを選ぶところからチケットの手配まで
ぜーんぶチューさんにお任せでしたけど!)

青の交響曲(シンフォニー)は、外から見ていたイメージそのままに
内装もめっちゃシックで上質でした。
カーテンもいい生地使ってる…(まずそこが気になる元カーテン屋の販売員)
向かい合ったペア座席の椅子が、ゆったり座れる一人がけソファ。
間にテーブルがあって、窓際には温かい光のランプ。


(トンネルに入るとすごくいい感じなのだ。『いい感じ』が伝わる写真が撮れているかどうかは
別として)

 

1号車3号車が客室で、2号車がラウンジ。
ケーキセットや軽食、おつまみ、ドリンク類もメニューが豊富!
わたしたちは吉野梨のジェラートをいただきました。

 


お手ふきが!桜の柄!かわいい!

 

途中、停車駅のホームで小さな男の子とお母さんらしき女性がこの電車を見て
手を振っていました。
うんうん、おしゃれな電車、乗りたいよね。わかる。

もっと長く乗っていたいなーという思いを抱えつつ、下市口駅にて下車。
待っていてくれたタクシーに乗り込み、天川川合までびゅーんと40~50分ほど。
国道309号線(南大阪人にもおなじみの)を走っていることに気づいて
「あの道ってこんなとこまで繋がってるの!!?」とビックリ。
タクシーの運転手さんもおすすめだという食堂の前でおろしてもらいました。
その食堂では、
「頭から尻尾まで、骨まで食べられるからね!」
と、店主さんおすすめのアマゴ定食を注文。

 


地元でとれた食材がふんだんに使われている定食、めっちゃ美味しかったー!!

まずはおなかを満たしたあと、
天川村の観光案内所へ寄って地図をゲット。
いよいよ、みたらい渓谷の遊歩道を目指して歩きます。

民家のそばにいきなり現れるつり橋。

定員5名。


…けっこうやばいやつなんでは???笑

下を見るとめちゃめちゃ怖いんで、できるだけ前を向いて渡るものの(高所恐怖症ぎみ)
おかしなテンションになっておかしな笑いが止まらないわたくし。
「夜中それで笑われたらイヤやなー笑」と言われる始末。笑

 

 

森の中は、隣を流れる天ノ川の水の音や、鳥や虫の鳴き声、川で遊ぶ人たちの声が聞こえる遊歩道を
ゆっくり歩いていきました。

 


「遊歩道を散策」って聞いてたからスゲー舐めてたんですけど、完全なる山歩きでした。笑
チューさんは「一応…」とトレッキングシューズを履いてらしたんですけど、
わたしは「二時間程度の散策」のつもりだったのでいつもの革靴。
でも、さすが4年以上履き倒しているビルケンシュトックさまさま(信者)。
7キロちょいの道のりを、疲れることなく元気に歩きとおすことができました。

 

上から見下ろした川は、底が完全に透けて見えるほど水がきれいでした。

 

山から湧いた水が落ちてきてるんだけど、冷たくて、美味しい!!

途中、とっても立派な木に出会いました。

 

 


何十年、何百年とここに立ってるんだなぁと思うと、神々しさすら感じる。

 


大きな大きな岩をくぐるように歩きます。

途中の休憩所には自動販売機すらもないんですが、
この美しい自然がゴミで荒らされてしまうことを思えば
そのほうがいいのかもね…って思いました。
バーベキューも「禁止になりました」って書かれていたから、そういうことなんでしょう。

 

休憩所の窓からの景色。山が、高い!!!


このとき14時くらいでしたが、ヒグラシの鳴き声が聞こえてきました。
ヒグラシの声って、なんだか郷愁を覚えます。


こーんな、反り返った橋も渡りまして。

 

山とか滝とか、とにかくスケールの大きさに感動します。
山の緑がきれい。
空の青がきれい。
苔のにおいがする。
枯れて落ちた葉っぱが積もって、足を受け止めてくれる土が柔らかい。

 

わたしの写真じゃとても伝えられない。
映画のロケ地みたいだったー。

途中、清流に足を浸す。これがまためっちゃ冷たくて気持ちよい!!!

どこまで水に浸かってるかわかんないくらい、水がきれいでしょ?
ながいながい時間をかけて水に磨かれ抜いた石は、みんなつるつるでした。


文字通り山を越え谷を越え、
ゴール地点の洞川温泉についたときにはもう背中が汗みどろ。
中に着ていたキャミソールも、その外のTシャツも、ぼっとぼと。笑
旅の最終地点に温泉があるなんて、サイコー!!!
とばかりに、露天風呂にドボンしてきました。

その後はボリューム満点の豚のしょうが焼き定食を食べ、
デザートにソフトクリームを食べ、
歩いて消費したであろうカロリーをはるかに上回るエネルギーを補充して、
帰って来たのであります笑