皆さんの中にアルバイトを

経験なされた方も多いと

思います。

 

その中でも印象に残るものは

ありますか?

 

自分は巨大な象の爪磨き

スズメバチの巣の駆除

などして来たが

死を感じた(笑)

 

だが1番印象に残っているのが、

16歳の時にやったこの

バイトはかなりスリルがある

ものであった。

 

 

今なら真っ先に社会から

抹消されるかも。

時効だから記載します。

 

当時は鳶職をやっていたのだが、

新しいバイクが欲しくて、

副業感覚で

悪友に何か空いた時間に出来る

バイトは無い?

 

と聞いたところ、

あるよ!

早ければ2時間で終わるよ。

 

日当は50,000円!

 

そりゃいいな!やるよ!

 

今でなら2時間で50,000円

なんて無理もないが、

無垢な16歳には至難の技で

目先の金に釣られたのかも。

 

今の時代なら簡単に闇バイト

を引き受ける奴もいるが

楽して稼げるものは無い。

 

依頼内容と言うのは?

 

現場に着いてから判明した。

とりあえずこのマンション

行ってくれ!

と教わった住所に行った。

 

依頼主は本物の暴力団。

 

当時、千葉県の某地の国道には、

暴走族が夜になると出現する。

社会問題になった時代である。

 

奴等は集団で改造マフラーや

アクセル音の自慢

6連ホーンをつけて、

ゴッドファーザーのテーマ

などを出して走るから

ルート上にある国道に事務所を構える

某組は迷惑で堪らなかった。

 

ある世代の方なら

分かると思うが数台バイクが集まると

爆音がうるさくて夜も眠れない。

 

遂に堪忍袋が切れた組長は、

組員に奴らを退治して来いと

言われたらしい。

 

何人かの組員が決行する事に

なったが、暴走族も地域では

有名な族で数も多い。

しかも鉄パイプやら武器を持っている。

 

その加勢に加わるのが自分の仕事。


武闘派でガタイも良く

喧嘩ができる奴が集められた

と後に聞いた。

 

当時、流行した族狩り

つまり、暴走族をやっつける

という事である。

 

おいおい!めんどくさいな!

聞いてないぞあの野郎!

 

画像はイメージ

 

週末の夜は必ず暴走族は来るので、

待ち伏せをする。

 

今考えると、必ず来るなら

これは警察の仕事では?

 

だが当時の警察はいちいち

暴走族の集会を毎回、取締まる

わけにもいかなかったのか?

 

襲うのは止まった集団で無く、

走ってる最中である。

 

マンションの組事務所で待機

していると、暴走族が案の定

やって来た!

30台以上いるイメージかな。

 

こっちは15人くらいだから

下手すれば返り討ちに合う。

 

ただ計画は木刀を持ち、バイクの車輪の

中に木刀を突っ込み、バイクを転かして

行く。倒れた奴らを確保したり

抵抗するなら殴るイメージ。

 

ただ族の群れも実際にみると

かなりの迫力。

腹をくくるしかない。

 

先頭部隊がどんどん、族車に

木刀を突っ込んだり、殴ったりして

単車を転がして行く!

 

そして事前に、総長や特攻隊長

など偉い立場の特徴を把握している

からそいつらを中心に狙うのだ。

 

数が多いから奴らもやり返して

来るのだが、やはり組員をやってる

何人かも地域では有名な不良

だったりするし、集められた

のも武闘派ばかり。


倒れた仲間を

置き去りに逃げる輩までいる。

 

結局、数人を事務所まで連れて行く。

 

そこで、自分の任務は終了した。

その後、暴走族達は何をされたから

謎である・・・・・・

 

しかもその時間になれば

警察のパトカーが下に数台止まっていた。

救急車も来ていたから、自分と仲間は

他人のフリしてその場を立ち去った・・・・・

 

いくら、暴走族を相手でも悪い事を

した・・・・・・

俺も奴等と変わらないボンクラだ。

 

最初は、地域の人に安全と

騒音を守るためにと思っていたが

罪悪感が残った。

 

こんなバイトお終いにして・・・・・

明日から真面目に鳶をやるか!

 

たった1回きりであったが

凄まじいバイトであった。

 

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