チャレンジリーグ'17冬の長良川クリテin国営木曽三川公園 | おっさん、ブログはじめました。(ロードバイク編)※気分屋なので不定期に変わります。

おっさん、ブログはじめました。(ロードバイク編)※気分屋なので不定期に変わります。

ロードバイク(ルック695、コルナゴストラーダSC)と音楽(UK、レゲエ、ソウル、ジャズ、沖縄etc.)、酒(何でもいきますが、最近控えてます…)、その他、子供のことなど日々のいろんなことを書いてきます!Twitterアカウントもヨロシクです。

備忘録的内容、これといった画像もなく、しかも長文です。ただ、私個人の感想ですが、当日の雰囲気を書いてます。興味があれば見てやってください。

12/3 日曜日(晴)

今年はいろいろ参戦したが、前回、気持ちや経験、トレーニング量(内容?)等々、いろいろダメ過ぎ悔しい思いをしたので、正直このレースが一番待ち遠しかった。

カテゴリーについては、去年ビギナークラスにエントリーしたから、今年は上のカテゴリーにしようか?とも考えたが、結果も出せてないのに上がる資格もないと思い、同じくビギナークラスでエントリーする。

トレーニングに関しては、日頃のローラー(インターバルも含む)をこなしながら、直近の休日には実走でのインターバルトレーニングを実施。仕事の都合上、どうしてもローラー中心のトレーニングになりがちということもあり、安定したローラーとは違う実走で、もがく練習を行いスキル向上を図る。

(トレーニングは水沢のスポーツセンター付近で実施)

去年は前日も乗り込んたが、結局脚に疲労が溜まっただけだったので、今回は10日前から当日までのスケジュールを考えながら、休息もしっかり入れるようにする。調子が良いのか、脚は羽が生えたみたいに軽く感じたが、無理をせず前日はローラーでのLSDレベルで40分程に留める。(今年は忙しくて連休など取る余裕もなかったということもある。)

当日は4時起床の予定だったが、前日ちょっとのつもりが飲み過ぎたので、結局5時過ぎに起床。準備せず寝てしまったので起きてから準備をする。忘れ物に気を付けながら荷物を積み込む。

積み終わったところで6時過ぎ。食事をとる。メニューは前日飲み過ぎて手をつけなかった晩飯(鶏のモモを焼いたもの)を、ご飯大盛りで食べる。

その後、トイレに2回。

少し体が重く感じたが、きっと飲み過ぎのせいなので、その事については考えるのを止める。

予定では6時に出発するつもりでいたが、結局7時頃に出発。が、日曜の朝は空いているので40分程で到着。

会場に着くと雲一つない晴天。風向きは去年と同じく北からの風。気持ち強いか…。


ただ、思ったほど寒くはない。(体感的に)

取り敢えず、センターのトイレに行く。その後受付に向かうが去年と場所が変わっていて少し戸惑う。(今年はセンター前の広場から階段で降りたコース脇)受付でゼッケンや計測タグ等を貰う。

車に戻ると8時。8時から50分間はコースの試走になっているので、バイクの準備をしてコースへ向かう。

前回の経験もあり、試走は1周出来たらいいので、慌てず8時30分過ぎにコースへ入る。

軽いギアで回し、路面状況や風向きを確認する。やはり、風向きは去年と同じで、土手側を走る時に向かい風になるが、今回のがキツいような気がする。

しばらく走ると折り返し地点に来た。前回はカーブを抜けた所に湧水が流れてたのが気になって(バイクが汚れることに)自分のこのレースに対する集中力の無さが腹立たしかったが、今回、いざコーナーに行くと湧水が無くドライな路面になっていたので拍子抜けした。

タイヤと路面の接地音からしても、その周辺を修繕したんだろう。どちらにしろ、ウェットなカーブという不安要素がなくなったのはありがたい。

行きが向かい風なので、折り返しカーブを抜けると追い風になった。去年は気にならなかったが、折り返しカーブを抜けたすぐにある、小さなカーブが気になる。

残りのストレートはゴールまで軽く回しながら走る。時間的にもう1周できそうなので少し強度を上げて2周目。心拍や脚の調子も問題ない。

いい感じで2周目を終えて、時間的にはもう1周できたが、これ以上試走する意味もないので車まで戻る。

スタート時間までに、ゼッケンと計測チップを付ける。計測チップを付けてアップがてら走りに行こうとすると、何故か車輪が動かない。よくよく見ると、計測チップを止めるタイラップにスポークまで巻き込んでる。バカバカしいミスに呆れる。

一瞬、DNSが頭を過ったが、冷静にミスったタイラップを切断して受付へ向かう。受付のお姉さんにタイラップ下さいと言うと、すぐに貰えた。そして車まで戻り計測チップを付ける。

その時点で集合時間。去年は遅刻して最後尾だったが(ちょこちょこ動いて前には出れるが脚を使う)、やはりスタートの位置取りも重要という判断のもと、集合場所まで急ぐ。

集合場所には7~8人集まっている。着くとすぐにスタート地点まで移動するよう指示がある。スタートでは前から2列目のイン側。周りを見ると、ビギナー臭など全くしない連中ばかり。

自分の記憶だと、去年は2周回までマトリックスの選手がペースをつくってくれていたような気がするが、今年のライダーズミーティングではスタートはローリングスタート方式で、折り返しカーブ抜けたストレートからリアルスタートとのこと。

ちょっと想定外。(2周目までは中盤でのんびり行こうと思っていた)

そして、先導してくれるマトリックスの選手紹介等があり、その後いよいよスタート。

スタートから折り返しカーブまでは雑談してる人達もいて、皆がまったりムード。ただ、折り返しに近付くにつれ位置取り等ピリピリムードに。最初の折り返しコーナーが、この集団で走る最初のコーナーなので緊張感がハンパない。コーナーを抜け、試走のときに気になっていたカーブを抜けたら先導バイクのクラクションが鳴った。とうとうリアルスタートだ。

全員、これでもかと加速するが付いていける強度。一人、かなり先まで単独で出た選手がいたが、後ろの状況を見て戻ってきた。そして、2回目のコーナーへ。

先頭付近でカーブに突っ込む。中盤の団子と違い密集度は低い。やはり、先頭付近で走るのが有利か。

コーナーを抜けるとインターバルが掛かるが、落ち着いて対処する。先頭数人の選手も風を受けたくないからある程度加速したら落ち着いてくる。また、後ろの集団もいるので、もがくのは近付く程度に留める。

土手側はコース幅が狭いので、密集度が高まり気を使う。ただ、今回は皮肉にも慣れた選手が多いせいか、声掛けが出来ていて非常に走りやすい。そして、3回目のコーナーへ。

このコーナーも先頭付近で通過。ただ、もがいているときに例の緩いカーブが出てくるので、前の選手が被さってきたり、後ろから来る選手とすれ違ったりと、位置取りを注意する必要があるポイントなのだと気付く。

コーナーを抜けた後のインターバルもある程度で落ち着き、再び集団になる。

次が最終周。前回は次のカーブを集団の中で突っ込み出遅れた為に、その先のストレートでちぎれた。今回もこのまま行けば同じように集団で突っ込む事になる。ただ、前回と違い脚は貯めているので追い付ける自信はある。少し距離があるので、どうしようか考えてみたが、せっかく先頭付近にいるのだから先に突っ込もうと決める。カーブ手前、外側から前に出て、2~3番目位でカーブを通過。そのあと、先頭に離されまいと必死にもがく。なんとか落ち着き、再び集団が形成される。

次が最後のカーブなので後ろの位置取りが激しくなってきた。ただ、前にいたのでその辺りはあまり影響はなかった。そして最後のコーナーへ。

数人と平行して突っ込むが落ち着いてコーナーを抜ける。そしてインターバルへ。が、今までとは違う。あらゆる選手が全力でもがいているので集団がバラける。いい感じで最後のコーナーを抜け、一瞬気が抜けたことも一因かもしれないが、予想より早く集団がブレイクした事で気持ち的に焦った。誰かの後ろに付けば良かったのかもしれないが、ここでまた単独で踏んでしまう。若干パニック状態だったのか、ギア選択も誤ったままもがき続けたせいで、バタついたペダリングのまま必死にもがく。ここで心拍的に限界が来た。ロード乗りならタレるとはよく聞くワードだが、タレるという事を身をもって知った。必死にペダルを踏んでもスカスカとしか反応しない。スタミナ(持久力)が足らない事がはっきりと分かった。ローラー中心に筋力やインターバルのトレーニングは行ってきたが距離は乗らなかった。それは、このレースが短距離だったから、無意識になめていたのかもしれない。バタバタと必死にもがきながら、なんとかゴール。出しきった感は前回よりはあるが、最後の数百メートルで覆される展開が単純に悔しかった。

リザルトが出るまで、次々スタートしていくレースをぼーっと見る。

勝負にたらればは禁物だが、いろんな気持ちが込み上げてくる。色々考えているとリザルトが貼り出された。

タレたせいで結構抜かされたと思っていたが、去年より2番手落としただけだった。タイムやAV速度は去年よりも上がっていた。これを見て、やってきたことがまるっきり間違っていた訳ではないと感じ、少し救われた。

終盤タレたことへの猛省は必要だが、前回の反省点への対策はしっかり出来たし、最後までレースに絡むことも出来た。最終的には、今年参戦した中では最も結果を出せたレースだった。このままトレーニングを続けたら、いつか勝てる日がくるのかな?


やってみる価値はある。

また来年、頑張ろう。