「雪沼」で検索するとこの「雪沼とその周辺」のことしか出てこないから、架空の土地なのだろう。
この本は雪山という冬は知る人ぞ知るスキー場になる町(村?)に住んでいる、こだわりを持った人たちの姿をちょっとずつ紹介して行く連作短編集。東京など、大きな都市から離れているのだが、ゆったりと流れる時間に憧れているので、こういう町なら住んでみたいなと思う。
この作者、そしてこの小説のことは蔦屋書店が行なっているコンシェルジュ文庫という試みで、女優の菊池亜希子さんが「一生ものの愛読書」としておすすめしていた。
確かに面白いし、この世界にいつまでも浸っていたい。堀江敏幸さんの本をもっと探してみよう。




