「不適切にもほどがある!」の流れで金曜夜の宮藤官九郎作品として見ていたんだけど、じれったくなってきてディズニー+で一気見してしまった。


「季節のない街」

脚本・監督:宮藤官九郎

監督:横浜聡子

出演:池松壮亮、仲野太賀、渡辺大和、濱田岳、三浦透⼦、増⼦直純(怒髪天)、荒川良々、MEGUMI、⾼橋メアリージュン、皆川猿時、⼜吉直樹、前⽥敦⼦、塚地武雅、YOUNG DAIS、⼤沢⼀菜、奥野瑛太、佐津川愛美、小田茜、坂井真紀、⽚桐はいり、広岡由⾥⼦、LiLiCo、藤井隆、鶴⾒⾠吾、ベンガル、岩松了


大震災から12年。今も仮設住宅に住む人々に紛れ込んだ半助(池松壮亮)の目を通して、住民たちの訳ありの秘密が語られていく。


豊富なキャラクターが次から次へと現れて、最初は楽しく見ていたんだけど、それぞれの事情がわかってくるとどんどん辛くなってくる。


1話「街へいく電車」、3話「半助と猫」、4話「牧歌調」…このぐらいの時が一番幸せだったな。


貧しくても、辛いことがあっても、いい距離感で寄り添うコミュニティだったのに。どこかで再びみんなが集まってきて、また同じような関係に戻れたらいいのに。そんなことを想像してしまう。


それにしても…池松壮亮の色気がすごい!


「虎に翼」そうだけど、仲野太賀の熱さ、誠実さには胸を打たれる。


「イップス」「光る君へ」「季節のない街」とほぼ同時期に同じような(一見)好青年を演じる渡辺大和ももしかしたらすごいのかもしれない。