「不適切にもほどがある!」のシナリオ集。個人的にはドラマ見終わってシナリオ集を読むまでがワンセットなので、これで#ふてほどともお別れだ。


昭和のハラスメント教師、小川市郎(阿部サダヲ)さんが38年後の令和にタイムスリップして、周りも自分も影響を受けて変わっていくお話。


宮藤官九郎さんがラジオで話していたのだが、仲里依紗さん(犬島渚)の「はあ」って言うタイミングが絶妙過ぎて嬉しくなって、ついつい「はあ」と何度もセリフを書いてしまったらしい。


それにしても…ハラスメントのなんたるかがわかっていない人(かくれハラスメントというか)に限って、このドラマのことをしたり顔で語ったりするんだよな。酔っ払いは自分のことを酔っているとは思っていないように、ハラスメントしている人は大抵無自覚に人を傷つけたり、呆れさせたりしている。きっとどこの会社にもいるだろう。うちの会社にもほんとにいて迷惑している。


まあそういうわかっていない人がいたとしても寛容になりましょうというドラマだから「それがハラスメントですよ」なんて向坂サカエ(吉田羊)さんのようにあえて指摘したりはしないけど。


脱線した。


この本はオリジナル脚本に加えて、宮藤官九郎さんとプロデューサーの磯山晶さんのコメント、そして阿部サダヲさんや河合優実さん(小川純子)らのアンケートなど、ふてほどロスな人には嬉しいおまけ付きだよ。