火・水・土・風とことなる元素の者たちが暮らす町。中でも火はほかの特性の人々を脅かしかねない存在だということもあり、ひとつの共同体だけで固まって生活していた。
火の町から出たこともなく、父親の職場を継ぐものだと信じて育ってきたエンバー。彼女は感情のコントロールが苦手で癇癪を起こして店を水浸しにしてしまう。そんな時に現れたのが自由な発想を持ち、心根の優しい水の青年ウェイド。
互いに惹かれ会いながらも決して交わることのない特性の違いに悩む2人。果たしてどうなるのだろうか。
と、仮にこんなプロットを考えたとして、そこから物語を展開させて、さらに見る者の期待にも応えるのはなかなかできることではない。でもそれができてしまうのが、ピクサー(今回は「アーロと少年」のピーター・ソーン監督)のすごいところだよな。
この映画では火と水だけだったけれど、ほかのエレメントでもエピソード作れそうだな。
字幕版で見ちゃったけれど、ヒロイン・エンバーの声を川口春奈が演じているなら吹き替え版も見てみようかな。