「成瀬は天下を取りにいく」。書店で見かけていいタイトルだなと思っていたんだけど、なんとなくそのままにしていたら続編の「成瀬は信じた道をいく」も出ていることを知って、慌てて2冊とも購入した。
「成瀬は天下を取りにいく」
自分がいいと思ったことは誰になんと思われようと気にせず有言実行で突き進む成瀬あかり。
同じマンションに住む幼馴染で日本一の成瀬ウォッチャーの島崎みゆき。
この物語は成瀬の一人称ではなく、島崎を始めとする成瀬に巻き込まれた、あるいは成瀬に遭遇した人物の目撃談で描かれる。吉田修一の「横道世之介」もこんな感じだったな。
周りのことが一切見えずに行動する成瀬が魅力的。新たなヒロインが現れた感じがある。パラパラとも読むわけでもなく、いきなりジャケ買いのように2冊買ったんだけど、間違っていなかったな。成瀬伝説の発端となった西武大津店に行ってみたかったけれど、もう閉店している。もうひとつのロケ地? 聖地? 池袋西武にでも行ってこようかな。

