いよいよ本日(9月6日)、1980年代から2020年代までの名作コピーを当時の新聞広告とともに振り返る「刻んでおきたい名作コピー120選」が発売されます。


KONISHKIのサントリーウイスキーや吉永小百合さんのシャープAQUOS、宮崎あおいや広瀬すずのearth music & ecology、東日本大地震直後に作られたトヨタReBORN(北野武と木村拓哉)など、素晴らしい広告を作り続けるアートディレクターの副田高行さんが企画と監修、人選を行なっています。


そうやって選ばれた6人のレジェンドコピーライター(安藤隆、一倉宏、岩崎俊一、児島令子、前田知巳、眞木準)の名作コピーをそれぞれ20本ずつ、120本集めてまとめています。


もともとは横浜のニュースパーク(日本新聞博物館)で展覧会を行なうために準備していた企画(展覧会は「時代の言葉。コピーライターがつくった新聞広告名作120選。」)なのですが、一年前に副田さんとお話した時には、5人だったのですが、「2回に分けて展覧会を行なうのなら3人ずつにしましょうよ」と勝手なことを言ったら「じゃああと1人は誰がいい?」と聞かれたので眞木準さんはどうかと答えたんですけど、それが「いいね」ということになり、ラストピースは眞木準さんに決まりました。


パラパラとめくってもらえばわかりますけど、まあみなさんのコピーが素晴らしい。そしてそれぞれの言葉を生み出すためにそれぞれがどうやっていたのかを自らの言葉で解説(お亡くなりになっている岩崎俊一さんと眞木準さんは所縁の方が執筆)してもらうという、なんとも贅沢な構成になっています。こんなことができたのも副田さんという監修者がいたからこそですね。


そしてこの度、この展覧会の公式図録の要素もある「刻んでおきたい名作コピー120選」が完成したというわけです。










展覧会は8月24日から12月24日まで開催。こちらも横浜散策のついでにぜひ足を運んでみてください。


https://newspark.jp/exhibition/ex000333.html