俳優の大泉洋を当て書きして書いた小説。おそらく小説でここまで堂々と当て書きして書いたものは世界初だろう。見たことのないドラマのシナリオだけ読むことがあるのだが、これもまさにそんな感じで大泉洋が演じる男だと思って読めるので、頭で映像を思い浮かべながら楽しめたよ。
雑誌の廃刊の危機に立ち向かい、奔走する編集長。二枚舌で信用ならない上司に振り回され、妻とは修復不可能なほど関係が悪化、追い打ちをかけるように次々と難題が降りかかってくる。それをまさに大泉洋のような軽やかやさで乗り切っているんだけど、ついに…
(以下ちょっとネタバレなので注意)ここから鮮やかというかかなり強引に解決編が展開される。これを気持ちよく騙されたと思うか、やり過ぎたと思うか、意見が分かれそうだ。個人的には後者。なんかスカッとしない。
