久保寺健彦「青少年のための小説入門」で取り上げられていたので気になって読んでみた。

第二次世界大戦の最中から幼少期、異星人に誘拐された動物園の中、大富豪となった時代など、様々な時を行き来して彷徨うビリー。


タイムスリップする時代や場所を自らの意思で選択出来るわけではないので、なんとももどかしい。

彼の中では苦痛や喜び、そして身近な人間の死、さらに自分の死すらも単に繰り返されるエピソードのひとつとしてしか捉えられない。

二回に一回は引き戻される戦争体験が生々しくて辛い。

映画になってるのか!