月に一度か二度、アルバイトできてもらっている人がいて、編集部でその人のことを話す時、なぜか女優と呼ぶようになった。
ま、間違ってはいない。なぜなら本当に女優(兼監督の時もある)だから。
住吉のティアラこうとう小ホールで、その女優、大河原恵さんの舞台、天ぷら銀河「魔法の魔法の魔法瓶」を見た。
魔法の魔法の魔法瓶。
いいタイトルだ。
約80分の舞台で70分はセリフを喋っている。
主演舞台だったのか。
2人の娘、認知症の姑、働かない夫を養う主婦の話。彼女は貧乏だけど(あまり役に立ってるのかもわからない)魔法が使える。
見た目はどう見ても主婦ではないんだけど、芝居が進むうちにだんだん主婦に見えてくる(笑)
シュールでちょっと哀しい。
パッと見華やかで、でもつかみどころのない大河原恵さんの不思議な魅力をちゃんと使い切ってる。
天ぷら銀河は多摩美の学生で作った劇団が卒業後も活動を続けている。ストーリーなど、目指すところはかなり壮大なのに、客層が友達とか知り合いが多いからか、セリフを噛んだり、声を張ったりと、つまり狙っていないところで笑い声があがるのが惜しい。役者だけじゃなくて、観客も育たなきゃ劇団は広がっていかないのにな。
でも、見て損はない舞台。
6月2日も19:30からティアラこうとう小ホールで開催。※1日が初日で2日が楽日。予約した方が割安だよ。
http://www.kcf.or.jp/tiara/map.html
