「ゆれる」「ディア・ドクター(小説では「きのうの神さま」)」「夢見るふたり」など、圧倒的な物語の力でぐいぐい引っ張っていく映画監督の西川美和さんの小説。



この小説は今書いたような流れからすると少し異色の題材。


1945年8月15日。今では誰もが何が起こったのか、つまり何が終わったのかを知っている日だが、その時にいち早くその情報を知らされて、最前線から放り出され、帰京することになった少年たちの物語。

漂うトーンは切羽詰まったものではなく、どちらかというと実感がなくてのん気というか…
でも、そこに今まで感じたことのないリアリティがあるような。

これ映画になるのかなあ。
難しいような気がするけど、西川美和さんならできる気がするし、見たい。

主演の兵役はぜひ星野源と加瀬亮で。



その日東京駅五時二十五分発 (新潮文庫)/西川 美和

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