斉藤由貴と長澤まさみと三谷幸喜については明日。
「ツナグ」辻村深月
もう二度と会えないと思われた亡くなった人に一生に一度だけ会わせてくれる使者(ツナグ)の物語。読むまでは誤解していた。死んだ人と再会して、誤解が解けたり、改心したり、ちゃんとお別れする、そんな感動のストーリーばかりなのかと思っていた。
もちろん、なかにはそういうエピソードもあったけど、ファンタジーよりもリアリズムがあるというか、現実のシビアな世界に置き換えて、描かれている。
最終エピソードの使者の舞台裏の話にも驚いた。ここまで深い世界観が構築されていたのか。
もしも使者のような存在が本当にいたら、自分は誰に会いたいだろうか。ついこればかり考えてしまう。おそらく、あの人だろうな。
