台北までワンピース展を見に行った人間がワンピースって書くとあのワンピース(もしくはONE PIECE)だとしか思われないだろうけど、20日に参加したは矢口史靖監督と鈴木卓爾監督のワンピースのこと。

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ワンピースとは…
固定カメラで撮る
撮影中はカメラに触れない
1シーン1カット完結
アフレコや音楽ダビング、編集しない

このルールで作った短編映画のこと。出演者は田中要次、唯野未歩子、近藤公園、猫田直、鈴木卓爾ほか。

こんな縛りが多くてできるのかと思う人も多いと思うけど、これが映画監督と上手い役者が揃っていればできるだよ。

矢口監督と鈴木監督は劇場公開の長編作品の合間にこのワンピースを20年も作り続けている。

でも、ワンピース自体はまだちゃんとした劇場公開もされないまま新作が作り続けられているので、こういうPFFのような機会は貴重だ。

しかも、今回は「旧作とお蔵出し上映」のあとにトーク、「新作上映」のあとにトークという贅沢な構成。

矢口監督は「これならできる」という仕掛けなり、方法が見つかるまで、いつかこういうことを実現したいという企画をたくさんストックしているんだって。今回の新作ではそのひとつが実現している。

一方の鈴木監督はぎりぎりまで悩んで、できなくてバラして、なーんてこともしているんだけど、仕上がりはとても緻密で大胆な演出をする。

古くから一緒にものづくりをしたこともあるし、プロになってからもお互いを意識しながら競いあって、勇気付けあっている感じがいいなあ。

ものを作るって実は孤独な作業じゃないんだな。

次のワンピース上映が楽しみになってきた。