市橋織江さんのギャラリートークの質問コーナーの続き。

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どんな質問にも丁寧に答える市橋さん。

ネガかポジか、暗室はどう決めるか悩んでいる人に対して。
「ネガは幅が広いとはいえ、プリントする時にどういう状態のネガが自分の思い通りの色になるかというのはおのずとわかると思うんですね。最終的に焼く時に自分が思い描いた色を出せるかどうか。すごくアンダーで撮った絵が自分の好きな写真。暗部がすごく締まって持ち上げるとすっと浮く、その感じが好きなのか。階調の出方、色のバイアスも変わります。使っているフィルムの種類とか印画紙の種類にもよるし、現像液の吸い方にもよるんですけど、それを全部踏まえた上でどこの暗室でプリントするか。焼く作業があってどう撮るかにつながっている気がします」

旅先で「今日はここで撮ろう」というのは決めているんですか?
「流れるように足の向くままに。大体目標を決めますが、全然それちゃいますし。『ここでこう写真を撮ろう』と頭で思い描けるような絵はそこまででしかないのような気がしているので。それよりもその場で偶然出会ったものにどれだけ反応できるかっていうことの方が面白なと思いますし」

気に入って何度も撮る場所はあるんですか?
 「『ここだ』と決めて何枚もという撮り方はしていないです。だから同じ場所に何度も行くこともないですね。いいと思ったらその時撮っちゃっているので、もう一回行くと飽きてしまうというか。だから次から次へと新しい場所を探して撮れたらいいですね。その時の光や天候でいいなと思っているから。すごく魅力がある場所というのものもちろんあると思うんですけど、ここで紹介している木の写真。これもたまたま光が当たっていたから目に止まったんであって、じゃあ違う光の時にこの木をもう一度撮りに行ってみようとは思わないです」

潔くてかっこいい!
このまとめ、もう少し続く。



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