スーパー経営者に成功の秘訣とサバイバル術を聞く「カンブリア宮殿」

番組が単なる大物実業家のよいしょにならないのは作家・村上龍が質問者として待ち構えているからだ。

そんな村上龍の質問術に迫った本。
これがまたすごいんだ。


阿川佐和子みたいに質問は3つと決めて、あとはその場で相手の人となりを引き出すやり方とはある意味対極だな。


資料を読み込み、仮説を立て、実地見聞して、さらに資料を読み返して、質問の精度を上げていく。

立身出世とか苦労を乗り越えて、などというのは番組としては作りやすいが、経済番組としてはあんまり参考になるものじゃない。

今の世の中、そうそう発明のような事業があるわけじゃない。

サバイバルのヒントは気づきなんだそうだ。多くの人が同じものを見ているはずなのに、なぜスーパー経営者と呼ばれる人だけが気づいたのか?

膨大な仮説をあげて、そこで浮かび上がった疑問をいくつかの質問にまとめていく。

確かに質問って大事なんだな。
相手をよく知らなければ、そもそもなにを聞いていいのかわからない。



もちろん、カンブリア宮殿から派生した本なので、スーパー経営者の金言、サバイバルのヒントもかなり盛り込まれているよ。


カンブリア宮殿 村上龍の質問術 (日経文芸文庫)/村上 龍

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賢者は幸福ではなく信頼を選ぶ。/村上 龍

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