ウディアレンの映画みたいに長い。
けどいいタイトルだ。


「あなたの前の彼女だって、むかしはヒョードルだのミルコだの言っていた筈だ」菊地成孔

言わんとすることはこのタイトルにすべて集約されている。

2段組528ページを一気読みした。


2005年から2010年にかけての総合格闘技、K-1プロレスのことを一観客の視点で語り尽くした本。

確かに2000年代の、特に総合格闘技を巡る日本の環境は素晴らしかった。

フットボールに例えるならUEFAチャンピオンズリーグのベスト16レベルの選手、カードがこの狭い国土のなかに密集していた。

団体の崩壊やリング内外の争いなどで格闘技やプロレスには失望したこともあった。

そんなこともあって、実は恵まれた環境にあったことにも気づかずに、選り好みして、帝国の凋落にも目を背けていたよ…


もう一度、あの頃のような環境には戻ってこないだろうけど、今観られるものから目をそらさずに観て行こう!

そんな気持ちになった。


あなたの前の彼女だって、むかしはヒョードルだのミルコだの言っていた筈だ/菊地 成孔

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