あ。

あまちゃんのロケ地ガイドはまた明日。


「新参者」東野圭吾

文庫になるの遅いよな。
どう考えても作者の差し金だ。
でも面白い。


「加賀さん、事件の捜査をしていたんじゃなかったんですか」
「捜査もしていますよ、もちろん。でも、刑事の仕事はそれだけじゃない。事件によって心が傷つけられた人がいるのなら、その人だって被害者だ。そういう被害者を救う手だてを探しだすのも、刑事の役目です」

加賀恭一郎シリーズの第8作目。

前作「赤い指」はやりきれない事件だった。
この「新参者」は加賀恭一郎が日本橋の商店を一軒一軒まわって、証拠を集めて真相に迫りながら、事件とは無関係の誤解や謎まで解いて行く。

哀しいすれ違いや後悔もあるけど、最後はみんな救われる。

「俺はね、この仕事をしていて、いつも思うことがあるんです。人殺しなんていう残忍な事件が起きた以上は、犯人を捕まえるだけじゃなく、どうしてそんなことが起きたのかってことを徹底的に追及する必要があるってね。だってそれを突き止めておかなきゃ、またどこかで同じ過ちが繰り返される。その真相から学ぶべきことはたくさんあるはずです」

そう、犯人までも。



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