なにが面白いのかというと、全体に漂う雰囲気とかトーンなんだろうな。



「SPEC 警視庁公安部公安第五課未詳事件特別事件簿 翔」

シジマールの手~映画と本とサッカーと、あとライブが少し



人とは異なる超能力のことをスペック、スペックの持ち主をスペックホルダーという和製英語で使ったのがまずかっこいい。

でもそのスペックを同じ堤幸彦監督の「トリック」みたいに一切信じずに嘘を暴いていくのとは逆に、スペックがあるのを前提にして描いているのが新しい。

そこに石の森章太郎マンガのような(能力を)持てる者の哀しみも付加しているのがいい。

スペックホルダーの設定が無敵すぎてとてもかなわないはずなんだけど、当麻(戸田恵梨香)と瀬文(加瀬亮)によっていつもなんとか解決してしまう。

まあ、強引なところも嫌いじゃないけど、目をつぶってる部分もある。



そして今回も。



(ネタバレ)

このスペシャルになって突然当麻にもかなり万能なスペックがあることがわかって、「そりゃないよ」って思ったんだけど、上手い具合に封印して映画につなげている。


(ネタバレ解除)


連ドラの最終回失敗しているからちょっと不安なんだけど、映画はなんとか乗り切って欲しいな。
「そこはむしろスペック使えよ!」って感じか。