すごくいい映画を観た。そんな気分。
「ツレがうつになりまして。」in 109シネマズMM
監督:佐々部清
出演:宮﨑あおい、堺雅人、余貴美子、大杉蓮、吹越満
売れない漫画家の奥さん(ハルさん)とIT企業で働くツレ。
几帳面でまじめな生活が災いしたのか、ツレがうつ病になってしまう。
会社を辞めなければ離婚すると脅かされて、会社を辞めたツレだったが、うつ病はなかなか良くなってくれない。
宮﨑あおいと堺雅人。「篤姫」コンビでがまた見られるということと、上の写真が「いいな」と思ったのがきっかけで観たんだけど、これはいい映画だった。
うつ病という、誤解や偏見の多い病。
こういうのって家族が一番辛いんだよなあ。
それをハルさんは正面から受け止めて立ち向かっている。
当事者にとっては辛い話なんだけど「こういう奥さんと暮らしたい」なんて思ってしまう。
あくまでもコメディのトーンを守りつつ、うつ病というやっかいな病から逃げずに丁寧に描いている。
この映画を観るだけでうつ病とはどういうもので、身近な人はどう接すればいいのか、基礎的なことが学べるから、世の中の理解も広まるだろうし。
病にかかり始めたツレを観て、「男って弱いな」なんて思ってたんだけど、でももしこうなっちゃったら仕方ないんだな。
宮﨑あおいがほんとにいいんだ。
自愛に満ちていて献身的にツレを支えている。
なんか女優としてもうひとつ上のステージにあがった気がする。
今年の主演女優賞候補の筆頭だな。
あおいちゃんが着ている服がクラシックでいちいちかわいい。
堺雅人もいいよ。
ナイーブで優しい夫を見事に演じている。
重くなりそうだし、難しい映画になりそうなテーマを、
明るく前向きなものに変化させているのはこのキャスティングが大きいな。
これはみんな観た方がいいよ。
よく、「大切な人と観てください」って宣伝している映画がある。
そういうのって、実際観ると単なる恋愛映画だったってことが多いんだけど、これはほんとにそういう作品。
あとね。イグアナを家で飼いたくなる。これは我ながら初の感情だ(笑)。
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