「コクリコ坂から」

監督:宮崎吾朗

企画・脚本:宮崎駿

出演:長澤まさみ、岡田准一、石田ゆり子、竹下景子



試写室は女性ばかりだった。

岡田准一ファンなのか? それとも設定に惹かれたのか?




舞台は1963年の横浜。


氷川丸とか山下公園とか京浜東北線とか、坂の下に海が見えてるとか、横浜育ちの人間にはなんかぐっと来るポイントがいろいろある。



スタジオジブリの系統としては「おもひでぽろぽろ」「耳をすませば」のような現代劇。



学生運動の頃、そして甘く切ない初恋の物語でもある。

なんかちょっとこの設定が古過ぎる気がするんだけど、まあそこがいいとも言えるのか。



旨そうな食事、歌、少女の恋、そして坂道。



坂道をざーっと下るところが2回出てくるんだけど、ここがもういいんだよ。

こんなとこあったかなあ、港の見える丘公園? 本牧? 


まあいいや。この坂道がなかったら成立しない映画だ。

自転車のスピード感が細田守の「時をかける少女」を思い出す。



ジブリ作品初出演の長澤まさみ。

この人前からボーイッシュな声だなと思ってたんだけど、きりっとりりしくていい。



岡田准一は改めていい声だなって思った。ちょっと棒読みになってるところもあるけど。


自分も含め、この映画を観る大半の人は知らない時代の話なんだけど、なんか懐かしい気持ちになる。

それも三丁目の夕日みたいに設定を作りこんでいるわけではなくて、ピュアな人と人のつながりや温かみ、想いみたいなものがじわ~っと伝わってくるよ。



つらい生い立ちを心に秘め、出会った2人が互いに惹かれていくのだが…。

キュンとしたい人はぜひ。









脚本 コクリコ坂から (角川文庫)/宮崎 駿
¥460
Amazon.co.jp

[「アリエッティ」の洗濯ばさみ付]借りぐらしのアリエッティ [DVD]/出演者不明
¥4,935
Amazon.co.jp