予告通り、相米慎二監督の「ションベン・ライダー」
ずっと観たかった映画なんだ。
- ションベンライダー
- ¥3,591
相米慎二監督は寡作の人なので残された作品は少ない。
全13作
翔んだカップル
セーラー服と機関銃
魚影の群れ
ションベン・ライダー
雪の断章・情熱
台風クラブ
ラブホテル
光る女
東京上空いらっしゃいませ
お引越し
夏の庭 The Friends
あ、春
風花
太字はシジが観た作品。
観てない作品はまだまだあるな。
相米作品と言えば分かりやすい特徴がたくさんある。
①ボーイッシュな美少女を起用。
②ワンシーンワンカットの長回しを多様。
③ロングの絵も多様。
④NG、リテイクを繰り返し、役者を極限まで追い込む
⑤バケツをひっくり返したような大雨の中を歩く女
⑥謎の大人の女
⑦子供が憧れる大人の渋い役者
⑧昭和の歌謡曲を歌わせる
ションベン・ライダーには上記7つの要素がすべて詰まっている。
①河合美智子
②もちろん
③もちろん、しかも②と3を併用
④これは分からないけどおそらくそうだろう
⑤あったあった
⑥原日出子。最初はお堅い女教師だったんだけど、だんだん乱れていく。
⑦藤竜也
⑧もちろん
ションベン・ライダー
監督:相米慎二
出演:河合美智子、永瀬正敏、坂上忍、藤竜也、原日出子
河合美智子と永瀬正敏のデビュー作。
河合はピュアピュアでかわいい。永瀬はまだ素人っぽい。
藤竜也が「横浜が舞台のドラマ・映画にしか出ない」と豪語していた頃だ。だから藤のシーンはすべて横浜w
いつもいじめられてる同級生がヤクザに誘拐された。彼を助けるために男子2人と女子1人のコンビがヤクザのゴンベイ(藤)とちょっと危ない大捜索を行なう。ひと夏の冒険。「スタンドバイミー」とか1980年代はこういう映画たくさんあったなあ。今観るとちょっと古い設定とも言えるけど。
ほとんどがかなりの望遠で長回し。ということは…台詞や演技はもちろん、一連のアクションをすべて完璧に遂行しなければならない。しかも相米監督だから、ただ上手く行っただけでは絶対にOKは出ない。川にかかった橋をダッシュで駆け抜けて、途中でその川に飛び込むシーンなんて…まさか撮り直してないよね。撮り直してるかw
うーん、この映画、フィルムどのぐらい回したんだろう?
余談①
公開当時の同時上映は「うる星やつら オンリー・ユー」
- 劇場版うる星やつら オンリー・ユー
- ¥19,800
- Amazon.co.jp
余談②
河合美智子はこの時の役名からつけた芸名なんだって。
余談③
「NG、リテイクを繰り返し、役者を極限まで追い込む」と書いた。実は蒼井優の初CMが相米演出なのだよ。なので当然この洗礼を受けている。「お前が喋りたいように話してやりたいように動け。お前がどう動こうとおれがちゃんと撮ってやる」と言われたそう。惜しい。この頃の優ちゃんの技量と時間のないCM撮影だったらこうなっちゃうだろうな。もう一度、今度は映画でじっくり組んで欲しかった…
余談が長いよ…
↓ポチ