小さい子供がいると外出時は結構大変です。
奴ら、大人の都合や社会生活上の体面なんか一切考えませんからね。
勝手にエスカレーターに乗ろうとするわ、コンビニの陳列された商品に手を付けようとするわ、ベビーカーに乗せようとすると足を突っ張らせて抵抗して泣き叫ぶわで。
こういうのを見ていると、
「人間の本質は『自由』にあるのだなぁ」
などとしみじみ思います。
ともかく、そんな暴れ自由人を抱えているときにありがたいのがキッズスペース。
とりあえずここに放り込めば周囲に及ぼす迷惑がだいぶ軽減されるので。
先日、長男連れて二人だけで難波方面に出かけてヤマダ電機に行きまして。
そこでキッズスペースを見つけたんで少し利用させてもらおうと思ったんです。
5畳くらいのやや手狭な場所。
とはいえ1歳3か月の子どもを遊ばせるには十分なスペース。
みたいな声を出して通り過ぎていくんです。
一歳児が平和におとなしく遊んでいるだけなのに。
事件の香りしかしねぇ!
パトカーの存在がかえって闇深さを増幅させているというね。
一応弁明させてもらうと、我々が来たときにはもう事件は発生した後だったんです。
ちなみに奥に転がってる人形は服着ててぱっと見無事のようですが。
よく見るとなぜかパンツだけ穿いてませんでした。
ここで一体何があったんだ……
何でどう遊ぼうが自由だけど、程度ってもんがあるだろうに。
はい、というわけで今日も前振りとは全く何の関係もないお部屋紹介の話です。
ときまして、今回は
『バスルーム(SB:システムバス、風呂)』
いっときましょう。
風呂で検討したのは以下の4社です。
・パナソニック(オフローラ、Lクラス)
・リクシル(アライズ、スパージュ)
・TOTO(サザナ、シンラ)
・トクラス(YUNO)
この中から最終的に「トクラス(YUNO)」を選びました。
ちなみに、住友不動産の所謂『標準設備』として選べる風呂は時期やエリアで変化します。
2019年の大阪エリアだと『積水ホームテクノ』か『パナソニック』のようです。
ただこれは価格的に有利なのがこの二社の特定の商品である、という意味合いに過ぎません。
施主が希望すれば基本的にはどこのメーカーのどんな製品でも入れられます。
標準の設備は選択肢の幅が狭いのでこだわり派には不向きなんですよね……
シドの場合、「標準設備から選ぶ」という概念が端から欠落しておりましたので。
自分で勝手に住設メーカーをピックアップして、勝手にショールームに予約を入れて、勝手に仕様の要望を告げて見積りを出してもらっていました。
トクラスを選んだのは以下の理由によるものです。
・上記メーカーで浴槽自動洗浄機能が付いているのはトクラス、TOTOだけ
・浴槽と壁面の質感、デザインが他社を大きく上回っていた
・ヤマハの影響で浴室内スピーカーの音質にはある程度こだわっている
・最終検討対象に残ったTOTOより価格面でだいぶ有利だった
しかし、トクラスを希望する旨伝えた際、担当Yさんが少々難色を示しました。
Yさんはこちらの要望を基本受け入れてくれるので、これは結構珍しいことです。
で、反対した理由なんですが。
元々、住友不動産はトクラスの風呂を標準仕様の一つとして採用していました。
しかし、2019年の時点では標準仕様に含まれていません。
Yさんが言うには、現在トクラスを標準仕様で採用しているのは住友林業だけだそうです。
ヤマハリビングテックからトクラスに商号変更してから風向きが変わったのだとか。
製品の質は今も良いようですが、開発力が落ちてきているんだそうです。
各ハウスメーカーの標準から外れることで負のスパイラルに突入する可能性がある。
最終的に会社そのものがなくなるかもしれないのでお勧めできない、とのことでした。
この話を聞いた上で、シドはバスルームをトクラスにすることにしました。
2020年1月現在、ノーリツが住設システム事業からの撤退を表明しています。
これを例として取り上げて見てみましょう。
ノーリツは給湯器の大手で、システムキッチンや洗面化粧台、システムバスを提供していました。
ノーリツが住設システム事業から撤退するとどうなるか。
わかりやすいところで挙げると、今後ノーリツという会社からノーリツの商品を買なくなるということです。
ではノーリツが開発していた商品がこれからは入手不可になるのか。
NOです。
価値のある商品を扱っていれば、大抵どこかの会社に事業承継されますので。
実際、ノーリツのシステムキッチンと洗面化粧台の事業は他社への譲渡が決まっています。
『事業承継』というのは一般的な用語であり、法的にはいくつかの承継パターンがあり得ます。
ただどのパターンであっても一般ユーザーにさしたる影響はないはずなんですよね。
問題があるとしたら事業承継されなかった場合でしょうか。
この場合でも一定期間は補修パーツが手に入ることが多いので、簡単な部品交換や補修くらいなら対応は可能です。
では重大な破損が生じたら?
その場合はどのみち大幅な改修が必要になるので、他メーカーでのリフォームを検討すればよいということになります。
こういったところを考えて、トクラスのシステムバスを選択する方針は変更しませんでした。
トクラスがここから持ち直す可能性も十分ありますし。
自分の目で見て良いと判断した商品を将来性を理由に除外する気にはなれなかったということです。
ちなみに余談として。
トクラスはノーリツと業務提携してノーリツの一部商品を採用しています。
例えばトクラスの「お掃除浴槽」はノーリツが商標登録しているシロモノです。
ここで気にかかるのは、ノーリツのシステムバス事業の譲渡予定がないということ(2020年1月時点)。
ノーリツと同盟関係にあるトクラスがシステムバス事業承継に手を挙げ(られ)なかったということです。
これだけで何か明確に判断できるわけではありませんが。
少なくともトクラスのシステムバス事業に関して、これはあまり明るい材料とは言えないでしょうね。
いずれにせよ、風呂も完成を楽しみにしている設備の一つです。
風呂の仕様としてこだわった点は次回触れてみたいと思います。
