はじめに | 奇人弁護士、家を建てる

奇人弁護士、家を建てる

大阪で土地を買い、家を建てるまでのブログです。
奇人なので建てる家にも色々とおかしなところがあるかもしれません。

「そうだ。家、建てよう」

 

 

変人の呼び名高いシドがそう思い立ったのはまだ残暑厳しい2018年9月のこと。

 

当時、そして2019年8月現在も居を構える北浜近辺の賃貸マンション近く。

川沿いの古家にブルーシートがかかっているのを見つけたときのことでした。

 

3駅徒歩圏内、職場まで徒歩10分、優良学区内、スーパー・商店街至近。

南側は川に面して日当たり良好、しかも水上なので絶対に建物が建たない。

加えて川を挟んだ向かいは他人が勝手に手入れしてくれる公園という好立地。

 

「これ、売りに出てるんじゃ?」

「ここに家建ててみたい!」

 

そう思い立ち、行動を開始したのです。

 

 

 

~~以下ダイジェスト版でお届けします~~

 

 

シド

「ここの土地、売りに出てたら買いたいから情報くれ」

 

仕事上付き合いのある不動産屋A
「ほい、登記。けどここ、少し前に個人が買ったみたいやからたぶん無理やで」

 

シド

「さんきう」

 

 

 

丁重に礼を述べ、続いて近所の不動産屋に足を運んでみた。

 

 

 

シド
「〇〇町の土地買いたいんやけど」

「売りに出たら教えて。何なら所有者に土地売ってって掛け合ってもらえんかね」

 

近所の不動産屋B

「は? 希望エリア狭すぎ。しかもこのへん滅多に売りに出んし、出ても高いで」

 

シド

「なんぼや」

 

近所の不動産屋B

「2億は見といてもらわんと」

 

シド

「2億て」

 

近所の不動産屋B

「どうしても欲しいんやったら一旦西天満あたりでビル一棟買って事務所兼住居にし」

「そんで欲しい土地が売りに出たらビル売って買い替え、どや?」

 

シド

「家建てたいだけやのにビル1棟買いて」

 

 

 

妻の実家(大阪市内)に足を運ぶ。

 

 

 

シド

「……てなことがありましてね」

 

妻祖母
「そんならここの土地に家建てたらええやん」

 

シド

「それな!」

 

 

 

モデルハウス巡りを本格化させる。

 

「じゃあ土地が本決まりになったらまた連絡してくださいねーニヤニヤ

というハウスメーカーばかりの中、

「仮の土地でも何でもとりあえずプラン作ってみましょう!」

と唯一ノリノリだった住友不動産で妻実家の土地をベースにプランを作ってもらった。

 

 

 

シド

「こんな感じで二世帯または三世帯の素敵ハウスができる予定ですわ」

 

妻&妻母

「素敵!」

 

愛染たいちょ 妻祖母

「一体いつから…………ここに家を建てられると錯覚していた?」

 

シド

「なん……だと……」

 

 

~~ダイジェスト終了~~

 

 

土地決定に至るまでの前座は大体こんな感じです。

まぁこのへんは家作りと直接関係ないんで。

いずれ機会があれば触れるくらいにしておきましょう。

 

それはともかくとして。

人生、見切りと思い切りが肝心。

これは駄目だと判断したらさっさと次に行く、それがシド流。

 

ここから改めて土地探しに着手し、ハウスメーカーを正式に決めて現在に至るという次第。

 

 

このブログを書いている2019年8月中旬の時点では以下のような状況です。

 

 

・吹田市の約45坪の超変形地を購入、同年9月に決済予定。

・ハウスメーカーは最初期から尽力してくれていた住友不動産に決定。

・アクロバティックな手段で住宅ローン事前審査を強引に突破、本審査結果待ち。

 

 

ハウスメーカーの選定や土地決定に至る経緯を振り返りつつ、我が家が出来上がるまでの様子をリアルタイムで記録していければと考えています。

 

とりあえずよろしくお願いいたします。