生まれた娘さん。


 病状やらなんやかんや聞いたけれどNICUに運ばれたので会える訳も泣く。その日はモヤモヤしながら一晩を明かす。


 で、翌日の午前中に車椅子に乗って会いに行った。


 かわいかった。


 車椅子で力を振り絞って会いに行く、と言う感動的場面だったんだけれど、冷静に、コレ、24時間ぐらい寝たきりのあとだからシンドイだけで、その後は普通に歩けたぜー。と思った。わたしは母乳だったので体の回復が早く、2日後くらいには普通にスタスタあるいてNICUに通ってたもの・・・。で、めっちゃ回復早いですねっびっくりされたもの・・・。


 とりあえず改めて小児科の先生からわたしへ赤子の病状説明。


 色々怖いこと言われたがあんまり気にしなかった。

 未熟児網膜症やらくる病やら呼吸のことやら。実際その後、きわめて順調な経過をたどることになるので、長期入院になるだけのことだった。ただ大動脈管が閉じなかったのでお薬の投与は1回だけあった。


 多分この子は大丈夫だろうと、妙な安心感はあった。ただ点滴は痛くないのか?そればっかり聞いていた。


 24時間後、48時間後、72時間後とそれぞれ山場があるらしく、それを超えるととりあえず安心、ということだった。心配した3日間はきわめてあっさりと過ぎる。



 そして赤子に名前をつけた。

 候補が4つか5つ位あったので、順番に呼びかけていったら、いまの名前を呼んだ時にニコーとわらった。何度呼んでもニコーとわらった。即、決定。


 オットはずっと男の子希望だったのだが、わたしは何故か女の子だと確信していた。入院最中に「名付け本、男の子と女の子、どっち買おう?」と聞かれたので普通に「女の子でいいよー」と答えた。


 実は産む直前まで性別がわからなかった。

 というか、先生3人がかり位で「あーでもないこーでもない」と一時間くらいかけてエコーを見ている間に、見られているわたしが空気を読まずに・・・「あのすいません、性別は・・・」とか言えなかった。


 ともわれ無事わたし達夫婦に娘さんがやってきた訳で。


 肉無くてガリガリだからおめめだけがパッチリしていて。


 看護師さんに、NICUにいる子はみんなおめめパッチリなんです。でも成長と共に肉付きがよくなっていくから、まぶたにも肉がついていってガックリされる親御さんが多くて・・・と言われて。


 とりあえず、娘さんは可愛い。